投手大谷にとっての朗報!ドジャースはテオスカー・ヘルナンデスとの再契約が迫る!ソト獲得は断念か
大谷翔平/山本由伸(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
ワールドシリーズを制し2連覇を目指すロサンゼルス・ドジャースがFAとなっているテオスカー・ヘルナンデス(32)と再契約する可能性が高いとMLB公式サイトが伝えた。
獲得を狙っていたフアン・ソトとの交渉は難航しており、争奪戦から脱落が濃厚となっていたが、テオスカー・ヘルナンデスが残留となれば戦力低下を防げることになる。
T・ヘルナンデスは複数年契約が濃厚か
外野手の層が薄く、右の強打者は貴重な存在ゆえにT・ヘルナンデスが残留となればドジャースにとってはGOODニュースだといえるだろう。
契約期間に関しては、T・ヘルナンデスが望む複数年契約となる可能性が濃厚だ。
昨シーズンは33本塁打を放ちシルバースラッガー賞を獲得、ホームランダービーでも優勝しているベテランは、32歳という年齢を考えればあと数年間は年間25本以上の本塁打が計算できる。
大谷翔平やベッツ、フリーマンと形成するクリーンナップはMLB最強と言っても過言ではない。
選手としての実力とともに注目すべきは、その明るいキャラクターだろう。
昨シーズンは大谷が本塁打を放つたびにベンチ前でひまわりシャワーを浴びせる儀式を行っていた。
打者として実力があるだけでなく、ベンチにこのベテランがいるだけでチーム内の雰囲気が良くなる。
大事な場面で打ってくれる勝負強さも大きな魅力の1つだ。
ドジャースは内野手のトミー・エドマンとも契約延長に成功しており、打撃面では戦力を維持できそうだ。
スネルの加入で先発投手陣も安定か
ドジャースにとって最も大きな問題となっていた先発投手に関しても、2023年のサイ・ヤング投手であるブレイク・スネル(32)の獲得でかなり安定度が高まるだろう。
スネルに加え大谷も今シーズンは投手としてプレーできるため、山本由伸やグラスノーらと併せMLB屈指の先発陣となりそうだ。
着実に戦力を整えMLB2連覇の確率を高めているドジャースだが、不安要素は「怪我による戦力低下」だ。
スネルも昨シーズン序盤に2度も故障者リスト入りしており、山本とグラスノー、カーショーも昨シーズン怪我によって長期離脱を経験している。
そして大谷は肘の手術からの復帰となるため、無理のできない状態だ。
もしもこの5人のうち1~2人が長期離脱となれば、昨シーズン終盤のように先発投手不足に陥る可能性もあるだろう。
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