
佐々木朗希(写真:Creative 2/アフロ)
ワールドシリーズ2連覇を成し遂げた試合から1週間が経ち、MLBの話題は来シーズンに向けた補強に移ってきている。
3連覇を狙うドジャースだが、リリーフ陣や高齢化した打撃陣の強化は必須といえるが、先発陣に関してはすでに補強の必要のない完璧なローテーションが完成しているといえるだろう。
MLB屈指の先発投手4人+佐々木朗希、シーハン、ストーンで盤石か
サイ・ヤング賞を3度受賞したクレイトン・カーショーが今シーズン限りで引退したものの、ドジャースの先発ローテーションは来シーズンもMLB屈指のレベルであるといえる。
来シーズンもポストシーズンのように山本由伸にブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、大谷翔平の4人が柱として稼働するのは間違いない。
4人ともシーズン15勝を狙える実力があるだけに、怪我がなければドジャースが大崩れすることはないだろう。
今シーズンは大谷翔平がシーズン途中の8月あたりから本格的に投手として戦力になったわけだが、来シーズンは開幕から先発投手の柱の1人として稼働できる。
山本由伸の大活躍を目の当たりにした大谷ゆえに、来季は投手としても大きな成果を残そうと考えているはずだ。
そしてシーズン終盤からポストシーズンにかけてクローザーとして活躍した佐々木朗希も来シーズンは先発投手として起用される見込みだ。
4人のエース投手とはまだ実力差や安定感といった点で見劣りするものの、着実にMLBにも適応してきておりコンディションさえ万全で新シーズンを迎えられればローテーションの一角を担えるだろう。
そして忘れてはいけないのが、ギャビン・ストーンの存在だ。
右肩を手術し今シーズン全休となったストーンだが、2024年は防御率3.53で11勝を挙げた先発投手であり、来シーズンには戦力として期待できる。
シーズン序盤はイニングを制限した起用となる可能性が高いものの、5月あたりからは6回以上を任せられる先発投手として計算できるはずだ。
若手のエメ・シーハンも先発ローテーションに相応しい実力を身につけており、ドジャースは先発投手に怪我人が出ない限りは補強の必要がないといえるだろう。
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