
デーブ・ロバーツ監督(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
10月25日、MLBワールドシリーズ第一戦「ブルージェイズ対ドジャース」の一戦が行われる。
ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースは、リーグチャンピオンシリーズをスイープ(4連勝)で突破し休養十分な状態でブルージェイズ戦に臨むことになる。
戦力整うドジャースは休養十分で連覇を目指す
ポストシーズン9勝1敗という成績を残し完全に勢いに乗っているドジャースだが、早めにリーグチャンピオンシリーズを突破したことで選手たちの休養も十分な状態だ。
第1戦に先発予定のスネル、第2戦の山本由伸、第3戦のグラスノー、第4戦の大谷翔平の4人が中10日の状態で先発マウンドに上がれるため、最高の投球が期待できるだろう。
先発4枚看板だけでなく、ドジャースはベシアやバンダに加え「クローザー佐々木」の存在によりリリーフ陣の安定感が増しているが、こちらも休養十分だ。
打撃陣も好調で、長らく不振に陥っていた大谷が目を覚ましたことで付け入る隙のないチームに仕上がっている。
もしもリーグチャンピオンシリーズと同様に先発4人が本来の実力を発揮できるならば、ドジャース有利でワールドシリーズは進んでいくはずだ。
MLBで最もチーム打率の高いブルージェイズはドジャースを打ち崩せるか
前述した通りドジャースはMLBトップクラスの先発投手を4人揃えるわけだが、対するブルージェイズもMLBトップのチーム打率を誇るチーム(レギュラーシーズン.265)であり、早い段階でドジャース先発陣を打ち崩す可能性も十分にありえる。
ポストシーズンでもヤンキースから2試合10得点以上奪っており、マリナーズからも第3戦で13得点奪っている。
打線に火が付きドジャースの先発投手を早い段階でマウンドから引きずりおろせれば、戦前の予想を覆しブルージェイズがワールドシリーズのチャンピオンになるかもしれない。
ブルージェイズとドジャースといえば、2017シーズンのワールドシリーズを思い出すファンも多いだろう。
ブルジェイズはシーズン通して(ポストシーズンも)チームとして不正行為を行っていた疑惑のあるチームだ。
それゆえに今回の「ブルージェイズ対ドジャース」はドジャースにとって遺恨のある対戦カードであるともいえる。
果たして大谷翔平や山本由伸、ベッツ、フリーマンらスター選手を揃えるドジャースがワールドシリーズ連覇を果たすのか、第一戦から注目だ。
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