クレイトン・カーショー（写真：AP/アフロ）
オールスター後5連勝していたドジャースは25日のジャイアンツ戦に敗れたが、連敗阻止にうってつけの投手が明日26日に先発登板となっている。
その名は、クレイトン・カーショー（36）だ。
ドジャース一筋のフランチャイズプレーヤーであり、2011年～2014年まで4年連続で防御率ナンバーワンとなり、サイ・ヤング賞3回、2014年にはシーズンMVPを獲得しているレジェンド投手だ。
昨年11月に左肩を手術し長期離脱していたが、長いリハビリを経て明日26日のジャイアンツ戦で復帰登板する。
カーショーの凄さ
カーショーはMLBを代表する左腕だが、その凄さは「球速以外のすべて」となる。
特に素晴らしいのは、スライダーとカーブだ。
スライダーは途中までストレートと同じ軌道で伸びてくるため、非常に打ちにくい球となる。
そしてカーブに関してはストレートとスライダーとは全く異なり縦に落ちる角度が非常に大きいため、これまた打ちにくい球だ。
カーショーの投げる球が打ちにくい理由はもう1つある。
それは、独特な2段モーションを採用している点だ。
タイミングを合わせるのが非常に難しく、タイミングを合わせられたとしても各球種のキレとコントロールが凄まじいため、芯でとらえるのが困難となるのだ。
長期離脱からの復帰戦となるため、おそらく球数はかなり制限されるはずだが、カーショーならばしっかりと1回～5回まで試合を作ってくれることだろう。
大谷翔平の爆発にも期待
オールスター後三振が非常に多くなっている大谷翔平だが、カーショーの復帰戦ということもあり、複数安打や本塁打などで援護射撃したいところだ。
7月22日のレッドソックス戦以来となる31号本塁打が飛び出るのか、注目だ。
敗戦投手となったがグラスノーが復帰し、カーショーも明日復帰する。
山本由伸やベッツも復帰となれば、いよいよ強いドジャースが本領発揮となることだろう。
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