ムーキー・ベッツ（写真：USA TODAY Sports/ロイター/アフロ）
山本由伸やグラスノーなど先発投手が相次いで負傷離脱しているドジャースだが、タイガースのエースであるタリク・スクーバル（27）獲得へと動き出している。
今シーズンすでに10勝を挙げ防御率2.41という好成績を残しているスクーバルを獲得できれば、ワールドシリーズ制覇に向けてチームの戦力が大幅にUPすることになる。
負傷離脱中のベッツもバットを握ってスイングするまでに回復しており、復帰もかなり近づいている。
スクーバル獲得なら山本、グラスノー、カーショー復帰後は豪華先発陣に
ドジャースといえば、大谷翔平を筆頭にフリーマンやムーキー・ベッツ、テオスカー・ヘルナンデス、ウィル・スミスなど豪華打撃陣が注目されるが、投手陣もナショナルリーグで上位の実力者が揃っている。
ただし、MLB210勝投手のレジェンドのカーショーは長らく戦線を離脱しており、それまで先発は山本由伸とグラスノー、ギャビン・ストーンの3人が柱となっていた。
その山本とグラスノーも怪我で離脱中となっているが、ドジャースとしては悲観することはない。
カーショーが本格的に復帰するとロバーツ監督から発表されたからだ。
さらには8勝を挙げているものの内容が良くなかったパクストンをDFA（出場前提の40人の枠外に）し、代わりに若手の逸材リバー・ライアンを昇格させた。
山本とグラスノーもじきに復帰する見込みとなっており、仮にスクーバルが獲得できれば豪華な先発ローテーションとなる。
グラスノー、スクーバル、カーショー、山本、ストーンという頼れる先発投手が5人揃うことになるのだ。
もちろん、打撃陣においても、ベッツが本格的に復帰すればナショナルリーグ屈指の打線が復活することになる。
投手陣は現状のローテーションでも山本やグラスノーなどの怪我人が復帰すればナショナルリーグ西地区1位は固いが、ドジャースが目指すのはあくまでもワールドシリーズ制覇だ。
そういった意味では、スクーバルの獲得はまさに「最後のワンピース」となるのではないか。
投打共に戦力が揃い、ライバルであるフィリーズと対等に戦える状態となるはずだ。
もしかしたらシーズン終盤からポストシーズンにかけてドジャースの快進撃が観られる可能性もあるかもしれない。
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