
「MLB」ドジャース山本由伸圧巻投球で4勝目も登板時に打てない大谷翔平、打率はまさかの1割台
山本由伸(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
5月3日(日本時間)、MLB「ロサンゼルス・ドジャース対アトランタ・ブレーブス」の一戦が行われ、2-1でロサンゼルス・ドジャースが勝利した。
先発した山本由伸は6回無失点、6奪三振、被安打1と圧巻の投球を披露し、4勝目を挙げドジャースの6連勝に貢献した。
1番指名打者で出場した大谷翔平は4打数無安打(2三振)と不調に終わった。
ドジャースは6連勝も気になる山本登板時の大谷の打率
MLB挑戦2年目となる山本由伸は、メジャーのマウンドに完全に適応している。
4勝2敗と勝ち星は大きく伸ばせていないものの、防御率は0.90とナショナルリーグでの防御率首位となっている。
奪三振数も49個に伸ばし、首位のマッケンジー・ゴア(ナショナルズ)の59個や2位のザック・ウィーラー(フィリーズ)57個に迫ってきている。
しかし、そんな山本には思わぬ懸念材料が存在する。
それが「山本先発時に大谷翔平がほとんど打てていない」という事実だ。
5月3日ブレーブス戦 4打数無安打
4月26日パイレーツ戦 4打数無安打
4月19日レンジャーズ戦 出場なし
4月12日カブス戦 4打数無安打
4月5日フィリーズ戦 4打数1安打
3月29日タイガース戦 4打数1安打
3月18日カブス戦 5打数2安打
山本が登板した6試合のうち5試合に出場している大谷だが、25打数4安打の打率.160(本塁打なし)と低迷しているのだ。
昨シーズンも山本登板時に打てていない試合が多く、ある試合では山本由伸本人が「僕の投げる試合であまり打っていない。投げる時に打ってほしい」といじったこともある。
いったいなぜ大谷が山本登板時に打てていないかは不明だ。
「後輩を勝たせてあげたいと力むことで打てない」といった説もあるが、「エース級投手に弱い」といった見方もできる。(山本登板時は相手チームもエース級の投手を当ててくる可能性が高い)
今後山本由伸がサイ・ヤング賞を獲得するほどの勝利数を上積みするためには、大谷の援護弾が必要だといえるだろう。
山本の次戦は中5日でダイヤモンド・バックス戦を予定している。
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