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マイク・トラウト(エンゼルス)

7月に入り1勝のみのエンゼルス、プレーオフ進出に必要な勝利数と達成させる難しさ

写真:マイク・トラウト(エンゼルス) 提供:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
7月6日、パドレス対エンゼルスの一戦が行われ、5-3でパドレスが勝利した。

エンゼルスはこの試合の敗北で7月の戦績が1勝5敗となり、プレーオフ進出から一気に遠ざかった。

オールスターを挟み行われるシーズン後半戦でエンゼルスがプレーオフ進出を勝ち取るためには、どの程度の勝利数が必要なのだろうか。

7月5日時点のア・リーグ成績

東地区
1位 レイズ 57勝31敗 勝率.648

2位 オリオールズ 49勝35敗 勝率.583

3位 ヤンキース 48勝38敗 勝率.558

4位 ブルージェイズ 46勝40敗 勝率.535

5位 レッドソックス 43勝43敗 勝率.500

中地区
1位 ツインズ 44勝43敗 勝率.506

2位 ガーディアンズ 42勝43敗 勝率.494

3位 タイガース 37勝47敗 勝率.440

4位 Wソックス 37勝50敗 勝率.425

5位 ロイヤルズ 25勝61敗 勝率.291

西地区
1位 レンジャーズ 51勝35敗 勝率.593

2位 アストロズ 48勝38敗 勝率.558

3位 エンゼルス 45勝43敗 勝率.511

4位 マリナーズ 42勝42敗 勝率.500

5位 アスレチックス 24勝63敗 勝率.276

エンゼルスのプレーオフ進出はかなり厳しい状況

各地区1位のレイズ、ツインズ、レンジャーズがプレーオフ進出となれば、残りのチームの中で勝率上位3チームとならなければプレーオフには進出できない。

現時点では、以下のような順位となる。

1位 オリオールズ 勝率.583

2位タイ ヤンキース 勝率.558

2位タイ アストロズ 勝率.558

4位 ブルージェイズ 勝率.535

5位 エンゼルス 勝率.511

つまり、各地区の1位を除くと、勝率.550~.580がプレーオフ進出のボーダーラインになることが予想できる。

もちろん、シーズン後半にエンゼルスが覚醒し、アストロズとレンジャーズを抜いて1位となれば、その時点でプレーオフ進出が決まるが、さすがにここからレンジャーズを抜くのは厳しい。

そうなると、やはり勝率.550~.580を目指し、1位を除く12チームの中で3位に入ることを目標とした方が現実的だろう。

89勝73敗~94勝68敗を実現できれば、プレーオフ進出の可能性が出てくるだろう。

エンゼルスは88試合が終了した時点で45勝43敗であるため、ここから44勝30敗~49勝25敗という高勝率を残さなければならない。

現実的に考えれば、かなり厳しいというのが正直なところだ。

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