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鈴木誠也のヤンキース入りは「楽観的になれない」? 激化する獲得レースを米専門メディアが分析

広島からのメジャー挑戦を目指す鈴木。本人は自身の進路に「迷っている」と語るが、はたして――。(C)THE DIGEST
「まだとても迷っている。多くの球団が印象に残ったので毎日眠れない」

米メディア『The Athletic』のインタビューで、こう語ったのは、広島からメジャー移籍を目指す鈴木誠也だ。
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昨年11月22日にポスティングシステムの申請を行なった鈴木。そこから30日間の交渉期間がスタートしたが、MLBは翌月2日にロックアウトに突入。移籍市場も凍結したため、球団と選手間の交渉が一切できなくなり、交渉期間も中断となった。

しかし、NPBでの9年間で日本球界屈指のバットマンに成長した27歳は、ロックアウト後の移籍市場においても人気銘柄のひとりとして高い注目を維持。一部で日本にとどまる可能性もあると報じられたが、同メディアによれば、すでに10~12球団とのオンラインによる交渉を行なったという。

「いつかは(ロックアウトが)終わるというポジティブな気持ちを持ち、前向きになれている」(The Athleticより)という鈴木。そんな球界の最高峰を目指すサムライに熱視線を送っているとされるのが、ニューヨーク・ヤンキースだ。

昨シーズンのMLBのアメリカン・リーグ東地区で2位に終わったヤンキースは、目下、チーム再建の真っ只中にあるが、ここまで目立った選手獲得をしていない。そのため、ロックアウト後の大型補強は必至だ。
とりわけ攻守の軸となるショートとセンターの穴埋めには余念がないと見られている。そのうえで、地元紙『NY Post』など複数メディアでは、5年5500万ドル(約63億2500万円)が必要とされている鈴木獲得にも「惜しみない投資をするはず」と連日のように報じている。

一方で今季終了後に年俸調停権を獲得するアーロン・ジャッジとの大型契約締結に向け、球団が財政の緊縮を図ると見る向きもある。27歳と中長期の活躍が見込める鈴木だが、競争の激しさも相まってヤンキースが手を引くのではないかと報じるメディアも少なくない。

専門メディア『Yankes Go Yard』は、「チームの核になり得るショート、外野手、ファースト、先発投手、そして中継ぎ投手」と補強ポイントを列挙し、こう予想を論じている。

「国際的な移籍市場において注目を集めているスズキは、ボストンからの関心が強いと見られている。あらゆる情報を鵜呑みにするのならば、彼はレッドソックスと運命を共にする可能性の方が高いだろう。あまり獲得には楽観的にはなれない」

あらゆる情報が錯そうし、カオスになりつつある鈴木の獲得レース。はたして、この熾烈な競争を制するのはどの球団となるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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