「マツイはまだ28歳だった」米メディアがヤンキースに鈴木誠也の獲得を推挙!松井秀喜との類似点を挙げて「2桁本塁打の可能性は十分」
新年を迎えても、MLBはロックアウトによる活動停止の状態が続いている。その中でも、広島カープからポスティングによるメジャー挑戦を目指している鈴木誠也の移籍先を占う話題は途切れることはない。現地メディアでは、これまで数々の日本人プレーヤーが活躍してきた名門球団への加入の可能性も囁かれている。
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ニューヨークに拠点を置く『Empire Sports Media』は、鈴木の獲得を推奨する記事を配信。「ヤンキースは、日本のスタースラッガーにチャンスを与える必要がある」と見出しを打ち、獲得を推す理由として、かつてヤンキースに松井秀喜氏が所属していたことなどを挙げている。
「ヤンキースがヒデキ・マツイを日本からメジャーリーグに呼び寄せたとき、彼はまだ28歳で、2002年に読売で50本塁打を記録した直後だった」と、松井氏加入当時のエピソードとともに「最初のシーズンは打率.287、16本塁打、106打点で、パワーとコンタクトヒッターとしての能力を見せつけた」としてヤンキース初年度の活躍を評した。
また「広島カープのセイヤ・スズキも、セ・リーグで驚異的な活躍をし、今年28歳を迎えようとしている」と鈴木も同時期でのMLB移籍を決断したと主張。その上で、両者のこれまでの成績を用い「スズキは昨シーズン、27歳にして36本塁打、88打点、打率.317を記録。マツイも27歳だったシーズンは36本塁打、104打点、打率.333と、非常によく似た統計データを示している」と、両日本人選手の同年齢時の成績を比較することでそれぞれの打撃力の高さを表現している。
記事では他にも、ヤンキースはこれまで、松井氏を含め7人の日本人選手が在籍してきていることから、「ヤンキースは日本人選手の海外移籍を支援し、大きな成功を収めている」として、多くの日本人プレーヤーの同球団での活躍を強調し、鈴木獲得にも動くべきであると述べた。
同メディアは鈴木の打撃について「スズキはヤンキースタジアムで2桁の本塁打を打つ可能性は十分あるだろう」とヤンキース加入後の活躍を見込み、長打力も讃えている。果たして名門の栄光の歴史に、鈴木誠也の名前も刻まれるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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