大争奪戦にメッツも名乗り?地元メディアが鈴木誠也の獲得を期待!「外野の穴に日本人スラッガーが現れるかも」
天才スラッガーの大争奪戦がいよいよスタートだ。
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ポスティング・システムでのメジャー移籍を目指す鈴木誠也(広島)が現地時間11月21日、契約可能選手としてMLB全30球団に通知された。30日間の交渉期限は、米東部時間12月22日午後5時まで。広島に譲渡金を支払う意思のある球団が交渉可能となる。
鈴木の存在はすでに現地で垂涎の的となっており、プロ入り9年目の今季は、レギュラーシーズンの打率.317、出塁率.433でリーグ2冠を達成。そのほかの数字も38本塁打、88打点、OPS1.072と驚異的な数字を残し、侍ジャパン不動の4番として五輪金メダルにも貢献した。
そんな27歳を狙う球団は水面下で10以上あるとも言われているが、そのひとつに挙がるのがニューヨーク・メッツだ。地元紙『NewYork Post』は現地時間21日、「外野の穴を埋めるオプションに日本人スラッガーが現れるかもしれない」として、鈴木を紹介している。
記事によると、同球団は「少なくとも外野手の獲得に興味を持っている」といい、FAとなったマイケル・コンフォルトの後継者として鈴木に期待。コンフォルト復帰の可能性がないわけではないが、「(フィラデルフィア・)フィリーズや(シアトル・)マリナーズも獲得に走ると予想される」との懸念を示した。
さらに「(テキサス・)レンジャーズや(アトランタ・)ブレーブスもスズキに興味を持っている」と続けると、過去に複数のNPB選手との契約に関わっているビリー・エプラー新GMについても言及。「就任記者会見の中で、先発ローテーションを補強する重要性を強調していた」という。
はたして30日間にわたる争奪戦の末に、どのチームが“広島の主砲”を獲得するのだろうあか。今季ストーブリーグの戦いからも目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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