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田中希実

「世界陸上」このままでは終われない!田中希実、女子5000mで1500mの雪辱を果たす覚悟

田中希実(写真:AP/アフロ)
熱戦が続いているブダペスト世界陸上だが、大会2日目には決勝進出が期待された田中希実(New Balance)が女子1500メートル準決勝で4分06秒71の12着で敗退している

しかし、田中は今大会で女子5000メートルにもエントリーしている。

1500メートル準決勝後には「5000メートルがあるのが救いなので頑張りたい」と述べており、強い決意でレースに臨むことになるはずだ。

暑さにより女子5000メートル予選の時間が変更

世界陸上が行われているブダペストでは、連日気温がかなり高くなっている。

レース時間に30度を超えるケースも多く、レース後にぐったりとうなだれる選手が目に付く。

世界陸連はこの状況を重く考え、暑さ指数(WBGT)の予報に基づいて23日18:10(日本時間)に予定していた女子5000メートルの予選を24日26:00に変更することを発表した。

これにより、田中希実を含む女子5000メートルに出場する選手たちはいつも通りのパフォーマンスが出せる状況となった。

得意の5000メートルでの決勝進出を目指す

前回大会(オレゴン)では、800メートルで予選落ち、1500メートルは準決勝敗退であったが、5000メートルでは決勝に進出している(結果は12位)。

決して不得意な種目ではない。

さらに1500メートルで決勝に進出できなかったことで、十分なインターバルを取ることができている。

本人としては悔しい現実かもしれないが、体的には間違いなくフレッシュな状態で5000メートルの予選に臨める。

果たして田中は1500メートルの悔しさを5000メートルで晴らすことができるのか。

その決意の走りに注目しよう。

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