写真：デ・ブライネ（ロイター/アフロ）
8月15日、マンチェスター・シティのベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが長期離脱の可能性があるとグアルディオラ監督が明かした。
当初はハムストリングの負傷により数週間の離脱と発表していたが、重症と訂正。
手術の有無はまだ確定していないものの、数ヶ月の離脱となることは確かなようだ。
2年連続のトレブル（三冠）達成を目指すシティにとっては大きな痛手となった訳だが、グアルディオラ監督は新たな司令塔にベルナルド・シウバを起用する可能性が高い。
開幕戦ではベルナルド・シウバをインサイドハーフで起用
デ・ブライネは、開幕戦となったバーンリーとの試合で負傷交代したわけだが、その後グアルディオラ監督は選手の配置を大きく変えている。
コヴァチッチをデ・ブライネの代わりにピッチに送り込んだが、インサイドハーフでプレーしていたアルバレスを左に、左でプレーしていたフォーデンを右に配置。
右サイドでプレーしていたベルナルド・シウバをインサイドハーフにポジションチェンジさせたのだ。
ロドリとコヴァチッチを並べるといった予想もあったが、ロドリをアンカーに置きその前にコヴァチッチとベルナルド・シウバを並べている。
ベルナルド・シウバは元々は右ウイングであったが、これまでもデ・ブライネが負傷した際はインサイドハーフで起用されている。
すでにインサイドハーフとしての実力は世界屈指となっており、グアルディオラ監督もデ・ブライネのいないシティの司令塔をシウバに託すことになるだろう。
パス精度の高さもデブライネとまではいかないまでもプレミア屈指で、1試合で13kmを走れる運動量も兼ね備えている。
何より、ボールを失わないボールキープ力は、チームに安定感をもたらす。
これまではどちらかと言えばチームの顔ではなく準レギュラークラスだったが、マフレズがサウジアラビアのクラブに移籍し、デ・ブライネが負傷離脱した現在のシティでは、司令塔としてチームの顔となる存在になるはずだ。
果たしてベルナルド・シウバはシティを勝利に導いていくことができるのか、注目だ。
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