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久保建英

ソシエダのエース久保建英が2年連続開幕戦ゴールでMOM!試合は引き分けに終わり悔しいスタートに

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
8月12日、ラ・リーガ第1節「レアル・ソシエダ対ジローナ」の一戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。

日本代表MF久保建英は右WGで先発出場し、1得点を挙げる活躍を見せこの試合のMOMに選出された。

ダビド・シルバが怪我により急遽引退となったが、久保がより存在感を高めソシエダの正真正銘のエースになろうとしている。

個人としてのパフォーマンスも連携も期待以上

開幕戦のソシエダは、レンタルで獲得したアンドレ・シウヴァが怪我から復帰できておらず、プレシーズンから本格的に復帰しているサディクも小さな怪我を負っていたことから3番手のカルロス・フェルナンデスがCFのスタメンとして出場した。

試合直前にミケル・メリーノの欠場が決まり、嫌なムードが漂う中ゲームが開始された。

そんなムードを一変させたのが、久保建英だった。

前半5分、左サイドをアイヘン・ムニョスが突破し速いグラウンダーのクロスをエリア内に入れる。

このクロスが逆サイドまで流れ、走り込んでいた久保が左足で合わせた。

ファーサイドに丁寧に放ったシュートは、GKが一歩も動けないほど完璧なものだった。

久保は2年連続開幕戦ゴールという結果を早速見せたのだ。

守備面でもこの1~2年で急成長した走力と持久力を武器に大きく貢献し、攻撃時には常に相手DFにとって危険な存在となっていた。

また、個人としてのプレークオリティだけでなく、連携面でも今季は期待できる。

特にブライス・メンデスとのコンビは磨きがかかっており、昨季のダビド・シルバとのコンビに近いレベルになってきている。

さらに、新加入のアマリ・トラオレとの右サイドの連携もかなりスムーズだ。

走力と強さを兼ね備えたトラオレは、頻繁にインナーラップ行い久保の選択肢を1つ増やした。

久保はそのトラオレにパスを出しチャンスを作ることもでき、トラオレを囮にして中にカットインすることもできるため、相手チームにとってソシエダの右サイドはかなり脅威となるだろう。

しかし、開幕戦で勝ち点3を奪えなかったのも事実だ。

サディクやアンドレ・シウヴァのコンディションが上がってくることはもちろん、中盤で高いクオリティを示せる選手の獲得も必要不可欠だと言える。

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