運命のプレーオフシリーズ初戦　松山英樹は年下2人と同組　最注目は世界ランキングトップ3組

＜フェデックス・セントジュード選手権　事前情報◇8日◇TPCサウスウインド（米テネシー州）◇7243ヤード・パー70＞

フェデックスカップランキング上位70名が出場できるプレーオフシリーズ第1戦「フェデックス・セントジュード選手権」が現地時間9日から開催される。開幕に先立ち、予選ラウンドの組み合わせが発表された。

プレーオフシリーズ第2戦以降の出場権を勝ち取るために上位を狙う松山英樹は、現在フェデックスカップランキング55位のブランドン・ウー、56位のヘイデン・バックリー（ともに米国）と予選ラウンドを戦う。レギュラーシーズン最終戦で予選落ちを喫した松山だが、プレーオフシリーズでは輝く姿を見せてほしい。松山の組は、日本時間10日午後11時38分に1番からティオフする。

最注目は、松山のひとつ前の組。スコッティ・シェフラー（米国）、ジョン・ラーム（スペイン）、ローリー・マキロイ（北アイルランド）の世界ランキングトップ3組だ。今季も安定した成績を残した3人が、初日から火花を散らす。

さらにそのひとつ前の組、4年ぶりに優勝を果たしたリッキー・ファウラー（米国）と、キーガン・ブラッドリー（米国）、ビクトル・ホブラン（ノルウェー）の今季2勝コンビの組にも注目だ。

今大会終了時点で、フェデックスカップランキング50位以内に入ると、プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」へと駒を進められる。松山は現在同ランキング57位。プレーオフシリーズでは4倍のポイントを獲得できるため、上位で終えれば最終戦「ツアー選手権」への出場権獲得も十分に狙える。松山の逆襲に期待だ。