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ブライトンのデ・ゼルビ監督,三苫薫

ブライトン、クドゥス獲得&カイセド残留の可能性ありで一気にプレミアリーグ優勝を狙える戦力に

写真:ブライトンのデ・ゼルビ監督(ロイター/アフロ)
8月5日、ブライトンがアヤックスのモハメド・クドゥスと基本合意したとイギリスメディア『アスレティック』が報じた。

移籍金は4000万ユーロ(約63億円)で、ブライトンにおける史上最高額となる。

昨季アヤックスで公式戦42試合に出場し18ゴール6アシストを記録したクドゥスは、トップ下を主戦場に右WGでも出場できる。

移籍濃厚とみられていたカイセドも残留の可能性が高くなっており、ブライトンはプレミアリーグ優勝を狙えるほどの戦力となった。

メガクラブと遜色ない戦力が揃ったブライトン

日本代表のエースである三笘薫が左WGを務めるブライトンは、2010年までイングランド3部に所属していたクラブだった。

しかし、たった12~13年で世界最強と称されるプレミアリーグで上位を争えるクラブにまで変貌を遂げた。

昨季は6位でフィニッシュし、今季は欧州コンペティションであるELにも参戦する。

主力だったマクアリスターがリヴァプールに移籍したが、今夏積極的な補強を敢行し2023-2024シーズンはEL優勝&プレミアリーグ4位を狙っている。

これだけでも十分注目に値するチームなのだが、今季はさらに上の結果を狙えるかもしれない。

なぜならば、ガーナの至宝モハメド・クドゥスと基本合意し、次世代最高のMF候補であるカイセドが残留する可能性が高まっているからだ。

ブライトンはすでに、ブラジル期待の若手FWのジョアン・ペドロや三笘に匹敵するほどの能力を持つシモン・アディングラ、デ・ゼルビ監督が獲得を熱望したマハムド・ダフード、マンチェスター・シティやリヴァプールで多くのタイトルを獲得してきた鉄人ジェイムズ・ミルナー、欧州でも希少なハイレベルな左利きのCBイゴールなどを獲得している。

三笘やソリー・マーチ、ファーガソン、カイセド、ララーナ、ウェルベック、グロス、エストゥピニャン、エンシソ、ブオナノッテ、ダンクなど既存の選手だけでも6位以内を狙えるほどの戦力だが、豪華な戦力を加えた今季は、優勝すら狙えるはずだ。

穴となるポジションは存在せず、特に攻撃的なポジションはメガクラブ並みのクオリティとなった。

CFは将来プレミアリーグで得点王を狙える逸材であるファーガソンとジョアン・ペドロ、ウェルベック。

左WGは三笘薫が1番手だが、数年後にはビッグクラブが獲得を熱望するであろうアディングラ、そしてパラグアイの宝石と呼ばれるエンシソ。

トップ下は今回個人合意に至ったクドゥスがレギュラー候補で、ジョアン・ペドロやエンシソ、ララーナもこのポジションでプレー可能だ。

左WGはデ・ゼルビから信頼されているソリー・マーチがレギュラーだが、アディングラやクドゥス、ブオナノッテもプレー可能だ。

1人、2人けがやコンディション不良になったとしても、シーズン終了までクオリティを落とさずに戦い抜くことができるだろう。

果たしてブライトンはプレミアリーグに大旋風を巻き起こすことができるのか、注目しよう。

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