国内でもタイトリストT-SERIESが供給開始。男子プロたちの第一印象は?
先週の国内男子ツアー「日本プロゴルフ選手権」から、多くのメーカーが秋の新作と思しきプロトタイプをツアー供給開始した。中でも大注目なのが、タイトリストの新しい『T-SERIES』アイアン。既にPGAツアー中心に海外の投入状況は既報だが、軟鉄鍛造アイアンにうるさい国内男子ツアープロたちはどんな印象を抱いたのか? 早速、契約プロたちの声を聞いてみた。
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阿久津未来也は『T200』(5I)を投入
「前作の『T200』アイアンもボールが拾いやすくて、弾道も高く上がるパフォーマンスが気に入っていましたが、NEW T200はその性能はそのままに、構えたときの見た目がよりシャープになったところが気に入りました。打感もフェースにボールがしっかりと乗る気持ちよさがありますね。シンプルなバックフェースのデザインも伝統的なタイトリストらしさがあって、着実に進化していると思います」
幡地隆宏は『T100』(4I~PW)を丸ごと変更
「最初は打感が少し軽くなったかなと思ったのですが、ボールが強いままなので、よりやさしくなったと実感しました。それも関連するのか、ボールをよりつかまえやすくなったと思います。タイトリストらしいカッコいいバックフェースのデザインも好きですが、構えた時のルックスが自分好みになっていてうれしかったです。NEWモデルになってもスイッチしやすいのがタイトリストのアイアンの良さだと思います」
副田優斗『T200』(3I)『T100』(4I~9I)投入
「NEW T100はテストしてすぐ打感がよりソフトになったと感じました。フェアウェイはもちろん、ラフからの抜けも気持ちいいですね。それにミスヒットにも強くなったと思います。バックフェースのデザインがシンプルでかっこよくなったのも気に入っています。パフォーマンスがしっかり出ることを数字でも確認できたので、すぐにスイッチを決めました」
ハン・ジュンゴン『T100』(3I~PW)を8本交換
「NEW T100は打感が柔らかくなって、打ちやすさを感じています。前作も個人的には非常に気に入っていたのですが、ターフの抜けが気持ちよくなって、良い感じで打てていますね。オフセットがあまり無いアイアンが好きなのですが、タイトリストのアイアンはまさにボク好みの見た目で、今回のNEW T100へのスイッチも問題ないと思っています」
貞方章男『T100』をテスト中
「NEW T100アイアンをテストして一番実感したのは、インパクト時に力がより伝わる打感が得られることですね。さらにターフの抜けが良いので、ボールをしっかり押してから振り抜ける感触があります。ボールも拾いやすく、より構えやすくなった印象があり、着実に進化していると思います」
J・デロスサントスは『T200』UTIをテスト
「NEW T200のユーティリティアイアンは、見た目が前作よりも細くなったのでアイアンらしさを感じています。だから、振りやすくて、より信頼感を持てますね。何より、打感と打音がとても良くなったのが一番の驚きです」
現状のシーディング1試合目では、新しい『T100』のテストが大半の状況となっており、『T100S』の後継と見られる新しい『T150』の投入者やコメントは聞かれなかった。が、ツアーバスには上の画像のように、セットで組み上げられた『T150』も用意されており、これからテストが加速する模様。
海外ツアーでは、ジャスティン・デロスサントスが語ったように『T200』のユーティリティアイアンの投入者も続出しているが、「前作より顔が細くアイアンらしい見た目」という点も気になるところ。また、『T100』はソール後方のトレーリング部のカドが増したように見え、選手たちの抜けに対するコメントも概ね良好そうだ。
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