上田綺世がフェイエノールトに完全移籍、代表クラスが揃うオランダ強豪で今季はCLにも出場
写真:上田綺世(Panoramic/アフロ)
7月30日、フェイエノールトが日本代表FW上田綺世を獲得したとオランダ紙「テレグラフ」が報じた。
フェイエノールトは昨季オランダリーグ(エールディヴィジ)を制した強豪クラブで、今季はCLにも出場する。
上田は近日中にクラブに合流し、8月13日の開幕戦に向けてレギュラー争いに挑むことになる。
監督、選手共に質の高いフェイエノールト
フェイエノールトの監督を務めるのは、アルネ・スロット。
44歳の若手監督だが、その手腕は欧州でも評価が高い。
今夏トッテナムの監督に就任する可能性もあったが、フェイエノールトと2026年まで契約を延長している。
MFやFWも実力者揃いだ。
U-21オランダ代表MFクインテン・ティンバーにオランダ代表MFマッツ・ウィーファー。
チームアシスト王(7アシスト)の右WGアリレザ・ジャハンバフシュは、2017-2018シーズンに所属していたAZでエールディヴィジ得点王に輝き、三笘薫が所属しているブライトンにも所属していた経歴を持つ。
そして上田のライバルとなるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスがいる。
リーグ戦で15得点、ELで5得点を奪うなど、絶対的な柱としてフェイエノールトの前線に君臨する。
ミランやアトレティコマドリードなどの強豪が獲得を狙っているため、今夏もしくは来夏には移籍してしまう可能性もあるが、チームに残留するようならばポジションを争うかなりの強敵だと言えるだろう。
フェイエノールトはDF陣にも代表クラスが揃う。
左SBにペルー代表のマルコス・ロペスとU-21オランダ代表のクイリンシー・ハルトマン、右SBにはCBでもプレー可能なオランダ代表のルシャレル・ヘールトロイダ、GKにもオランダ代表のユスティン・バイロウがいる。
CBには、スロベキア代表のダビド・ハンツコとオーストリア代表のゲルノト・トラウナーなどもいる。
今夏獲得したオランダ代表FWステングスは上田とのホットラインが期待できる
補強にも積極的なフェイエノールトは、オランダ代表FWのカルヴァン・ステングスを完全移籍で獲得している。
おそらく右WGかトップ下などでプレーするため、上田とのホットラインが期待される。
スロット監督とはAZでステングスを指導していることから、チームへの順応も問題ないだろう。
また、WGの選手であるヤンクバ・ミンテをニューカッスルからレンタルで獲得しており、WGの層も厚くなったといえるだろう。
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