「世界水泳」成田実生、400m個人メドレー決勝8位もパリオリンピックに向けて貴重な経験に
成田実生(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
世界水泳最終日となったこの日、女子400メートル個人メドレー決勝が行われ、日本の成田実生が4分42秒14のタイムで8位となった。
予選では4分38秒05だったが、決勝では力を出し切れずタイムを落とした。
なお、この種目の金メダルは、成田と同い年のサマー・マッキントッシュが金メダルを獲得した。
スタートから遅れ気味となりその後も挽回できず
第1泳法のバタフライでいきなりトップグループから差をつけられてしまった成田は、7位で第2泳法へと移る。
続く背泳ぎで8位に落ち、平泳ぎ、自由形でも大きく差をつけられた。
決勝という大舞台に緊張してしまったのか、本来の実力を出し切ることはできなかった。
同い年の世界記録保持者のマッキントッシュが金メダル
マッキントッシュは、この世界水泳ですでに200メートルバタフライで金メダルを獲得しており、400m個人メドレーも制したことで2大会連続2冠を達成した。
タイムは4分27秒11の大会新記録で、2位に4秒以上も差をつけての1位となった。
16歳にして圧倒的な実力を誇るスイマーであるマッキントッシュは、今後の競泳界を引っ張っていく存在になることだろう。
代表最年少の16歳で挑んだ成田は、同い年のマッキントッシュに今後少しでも追いついていかなければならない。
今回の世界水泳で積んだ貴重な経験は、今後の成長に確実にポジティブな影響を与えることだろう。
成田実生のサクセスストーリーはまだ始まったばかりだ。
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