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吉田麻也がメッシ加入で盛り上がるMLSのロサンジェルス・ギャラクシー移籍決定か

吉田麻也(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
7月29日、元日本代表DF吉田麻也がMLSのロサンジェルス・ギャラクシーと契約を交わしたと米大手メディアの「The Athletic」が報じた。

元イングランド代表MFのベッカム氏がオーナーを務めるインテル・マイアミに移籍したメッシの影響により一気に盛り上がりを見せているMLSに参戦することになりそうだ。

日本代表への復帰を目指す34歳の吉田の挑戦が始まろうとしている。

シャルケ退団後所属先未定だった吉田

長らく日本代表のキャプテンを務めた吉田麻也は、昨季シャルケの2部降格に伴い同クラブを退団した。

負傷者も続出し戦力的にも難しいシーズンとなったが、吉田に関しても満足のいくパフォーマンスは披露できなかった。

決して日本代表を引退したわけではなく、区切りとなるカタールW杯を機に一旦代表から離れる決断をした。

日本代表は、遠藤航が新たにキャプテンに就任し世代交代も進んでいることから、吉田が代表復帰する可能性は低いとみられている。

しかし、中盤や前線の選手層が厚い一方で、板倉滉や谷口彰悟がスタメンを務めているCBはかなり選手層が薄くなっている。

当初は板倉と冨安健洋の2人で次のW杯まで盤石だと思われていたが、冨安が大きなけがを繰り返していることから、かなり不安視されているポジションだと言える。

それゆえに、緊急事態の際に呼び戻せる吉田の存在は日本代表に不要であるとはまだ言い切れないのだ。

レギュラーシーズンではメッシとの直接対決はないがプレーオフに進出すれば対戦の可能性あり

吉田との契約間近となっているロサンジェルス・ギャラクシーは、かつてオーナーであるベッカム氏やスティーブン・ジェラード氏、ズラタン・イブラヒモビッチ氏などもプレーしたMLSの強豪だ。

これまでMLS史上最多となる5回の優勝を誇っている。

現在もブラジル代表FWのドウグラス・コスタや元バルセロナのリキ・プッチ、ウルグアイ代表DFのマルティン・カセレスといった一流選手が在籍している。

メッシが所属するインテル・マイアミとはカンファレンスが違うため、メッシとの対戦はないが、プレーオフに進出すれば対戦する可能性がある。

ロサンジェルス・ギャラクシーは、現在国外の選手を獲得できない移籍禁止措置を受けているため、今夏の補強が進んでいない。

しかし、フリーエージェントとなっている選手は獲得できるため、吉田に白羽の矢が立った。

吉田はすでに施設見学も済ませ、契約後来週にはチームに合流するとみられている。

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