愛知工業大学、4年ぶり5回目の優勝 鬼頭明監督「連覇を目指してまた来年も」<卓球・インカレ2023女子>
<第92回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部) 日程:7月13~16日 場所:横浜武道館>
7月16日、全日本大学総合卓球選手権大会団体の部(インカレ)は大会最終日を迎え、準決勝・決勝が行われ、女子は愛知工業大学が4年ぶり(3大会ぶり)5回目の優勝を飾った。
女子団体決勝総括
女子団体決勝には前回優勝の神戸松蔭女子学院大学と、準決勝で春季関東学生リーグ王者の中央大学を3-2で破った愛知工業大学の2校が激突した。
写真:永野萌衣(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
トップで永野萌衣(愛知工業大)が粘りのカットで2ゲームを先取するも、木塚陽菜(神戸松蔭女子学院大)が2-2と追いつき、第5ゲームも木塚が10-5リード。しかし、そこから驚異の粘りを見せた永野が1時間超えの1番シングルスを制し、勢いをつける。
写真:勝利した永野萌衣(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
続く2番でも岡田琴菜(愛知工業大)も鶴岡美菜(神戸松蔭女子学院大)に勝利し優勝に王手をかける。
写真:岡田琴菜(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
ダブルスでは神戸松蔭女子学院大学の榎谷優香/木塚陽菜ペアが勝利し2-1で迎えた4番で、1年生のの面田采巳(愛知工業大)が勝利。男子に続いて女子も愛知工業大学が優勝を飾った。
愛知工業大・鬼頭明監督コメント
写真:鬼頭明監督/撮影:ラリーズ編集部
今のご感想は?
めちゃくちゃ嬉しいですね。4年前に優勝してから次も優勝しようと思ってずっと取り組んできましたが、4年というのは自分の中ではとても長く感じましたし嬉しいです。
決勝を振り返って
(相手の)神戸松蔭女子学院大学は去年も対戦していて粘り強いチームだということはわかっていたので、本当に苦しい試合になるとは思っていました。
1番の試合も2-0でリードしているところから流れが変わって最終ゲームも5-10で負けているところから永野(萌衣)が素晴らしい試合をしてくれたと思います。
2番の岡田(琴菜)も今大会調子が良くて本当に良い試合をしてくれました。
試合に出られなかった選手も応援や練習相手をしてくれましたし、ベンチに入れなかった選手もチームの優勝のために動いてくれて、ワンチームで戦えたと思います。
インカレデビューとなった1年の面田(采巳)選手についてはどうか
初めてのインカレということで緊張もあったと思うのですが、持ち前のガッツでなんとかはねのけてくれたと思います。
写真:面田采巳(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部
今後の目標は
私が監督になって男子でも女子でも優勝しているんですけど、連覇したことが一度もないので、連覇を目指してまた来年もやっていきたいなと思います。
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