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総合力がカギとなる『平均パット数』部門 21歳・岩井千怜が堂々上位!【上期スタッツ振り返り】

姉・明愛とともにパットランキング上位につける岩井千怜(撮影:米山聡明)

国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了し、全38試合のうち半分を消化。来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと突入する。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回はパーオンホールの『平均パット数』(パーオンホールの総パット数÷総パーオンホール数)。

単純にパッティングが上手いだけでは上位に入れない。平均パット数を上げるには、狙ったところを外さないショット力も求められる。そんなショットとパットの実力を測られる部門で『1.735』を記録し3位にいるのが、今季2勝の岩井千怜だ。

同部門では、いかにバーディパットを多く決めているかも問われるところ。そのなかで岩井はバーディ数が224個(3位)、60台のラウンド数は26回(2位)と攻撃的なゴルフでスコアメーク。ショットのみならず、強気なパットも持ち味のひとつだ。

今季は5月の「RKB×三井松島レディス」、6月の「宮里藍 サントリーレディス」で2勝を挙げている。18試合のうち、トップ10入り8回でメルセデス・ランキングは4位。先週は人生初の「全米女子オープン」に姉の明愛とともに出場して4日間を戦い切った。後半戦でも目が離せない選手のひとりだろう。

岩井に次ぐ『1.7453』で4位につけるのは、7シーズン連続で同部門トップ5に入っている“パットの名手”鈴木愛だ。最近は優勝から遠ざかっているものの、同部門の上位からはやはり外れない。

1位には今季2勝の申ジエ(韓国)。2位に昨季年間女王の山下美有夢、5位には岩井千怜の姉・明愛が続いている。

【平均パット数トップ10】
1位:申ジエ(1.7296)
2位:山下美夢有 (1.7312)
3位:岩井千怜(1.735)
4位:鈴木愛(1.7453)
5位:岩井明愛(1.7480)
6位:上田桃子(1.7514)
7位:野澤真央(1.7737)
8位:青木瀬令奈(1.7737)
9位:桑木志帆(1.774)
10位:川岸史果(1.7748)

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