マン・Cがデ・ヨング獲得を目指す、売却ならバルサの財政改善可能だがレアルに対抗できなくなる可能性も
写真:デ・ヨング(なかしまだいすけ/アフロ)
バルセロナの新シーズンは厳しいものとなるかもしれない。
スペインメディア『Relevo』は、7月10日時点でバルセロナがわずか13人の選手登録しか完了できていないと報じた。
かねてより問題視されているサラリーキャップ問題によって、新加入選手の登録もままならない状態となっている。
登録外の選手には新キャプテンのセルジ・ロベルトの名前も
選手登録がすでに済んでいる13人の選手は以下の通り。
・テア・シュテーゲン
・ジュール・クンデ
・エリック・ガルシア
・アンドレアス・クリステンセン
・ペドリ
・ガビ
・フランク・ケシエ
・フランキー・デ・ヨング
・フェラン・トーレス
・アンス・ファティ
・ハフィーニャ
・ウスマーヌ・デンベレ
・ロベルト・レヴァンドフスキ
新キャプテンのセルジ・ロベルトやロナルド・アラウホ、アレハンドロ・バルデ、今夏獲得したFイルカイ・ギュンドアン、イニゴ・マルティネスなども未登録となっている。
シティがデ・ヨングに興味、バルサは売却ならば資金繰りが楽になるも戦力ダウンは確実
財政難のバルセロナとしては、高値で売れる選手を放出するのも1つの手となっているが、その候補となっているのがデ・ヨングだ。
マンチェスター・シティは今夏コヴァチッチを獲得しているが、さらにもう1人優秀なMFの獲得を狙っている。
デ・ヨングへ強い関心を示しており、9000万ポンドを用意しているとの噂もある。
バルセロナとしては、デ・ヨングを売却できれば、資金繰りが楽になるのは確かだ。
ギュンドアンを獲得しているため、MFの枚数的にも売却は不可能ではないが、ラ・リーガ連覇やCL上位進出は難しくなる可能性が高い。
ライバルであるレアル・マドリードがイングランド代表MFベリンガムを獲得しており、今夏にエムバペを獲得する可能性もあるからだ。
昨季はラ・リーガを危なげなく制したバルセロナだが、ベリンガムだけでなくエムバペもレアルに加入したならば、戦力的には明らかにレアルが上となる。
勝てなくなればファンは離れ、資金繰りはさらに厳しくなっていくだろう。
財政難を乗り切りながらも、レアルに対抗するチームを作らなければならないため、シャビ監督も頭が痛いはずだ。
果たして選手登録は無事に完了できるのか。
そしてデ・ヨングをシティに売却してしまうのか。
バルセロナの動向に注目しよう。
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