順調な選手補強&契約延長、デ・ゼルビ監督率いるブライトンがEL優勝&プレミア4位以内を目指す
写真:ブライトンのデ・ゼルビ監督(ロイター/アフロ)
新シーズンでクラブ初となるELに挑戦することとなるブライトンが、順調に補強と契約更新を進めている。
7月3日、ブライトンはDFジョエル・フェルトマン(31)との契約延長を発表した。
契約期間は2025年6月30日までとなる。
マクアリスター&カイセドの穴埋め&その他ポジションの選手層も充実
ブライトンはフェルトマンだけでなく、サルミエント(21)やファーガソン(18)、グロス(32)、マーチ(28)、ララーナ(34)といった選手が契約を延長している。
さらに、以下の新戦力をすでに獲得しており、ガーナ代表MFモハメド・クドゥス(22)も獲得する可能性も高い。
・ジョアン・ペドロ(21)
イングランド2部のワトフォードで11得点を記録した若きブラジル人アタッカー。
CFだけでなく左WGでもプレー可能なため、三笘のバックアップメンバーとしても期待できる。
・マフムド・ダフード(27)
ドルトムントとの契約が満了したタイミングでの加入のため、移籍金は発生しない。
デ・ゼルビ監督は以前からダフードのプレーを気に入っており、カイセドやマクアリスターの抜けた穴を見事に埋めてくれるはずだ。
・ジェームズ・ミルナー(37)
元イングランド代表のMFで、GK以外のすべてのポジションでプレー可能となっている。
年齢的な衰えも懸念されるが、間違いなくブライトンにとってプラスになる選手だと言える。
リヴァプールで培った勝者のメンタリティをブライトンに植え付けてくれるはずだ。
・バルト・フェルブルッヘン(20)
将来性豊かで足元の上手いフェルブルッヘンは、ブライトンのサッカーにピッタリとフィットするGKだと言える。
ジェイソン・スティールと正GKを争う形となる。
獲得が決まっているこれらの選手に、アヤックスのクドゥスが加われば、確実にマクアリスターとカイセドの穴を埋められる。
ジョアン・ペドロが前線の層を厚くし、ミルナーとグロスというユーティリティなベテランがいることで、中盤の選手層もかなり厚くなることだろう。
CBと左SBもこなすカルバン・バッシー(23)も狙っており、もしも獲得できればまさに穴のない最高のチームが完成する。
昨季はシーズン途中から指揮を執ったデ・ゼルビ監督だが、今季はシーズン前のキャンプからじっくりとチームを作り上げることができる。
「イタリアのグアルディオラ」と呼ばれる名将率いるブライトンが、新シーズンも大暴れしそうな予感が漂う。
Follow @ssn_supersports