15歳・髙森愛央 2度の日本人対決制しU17、U15で2冠 渡部民人、伊藤友杏も各種目でV<WTTユースコンテンダーヘルシンボリ2023>
<WTTユースコンテンダーヘルシンボリ2023 日時:6月8日~6月11日 場所:スウェーデン・ヘルシンボリ>
6月8日よりスウェーデンのヘルシンボリで開催されていた、WTTユースコンテンダーヘルシンボリは6月11日に最終日を迎えた。
日本から男子は、坂井雄飛(愛工大名電高)、萩原啓至(愛工大名電高)、面田知己(愛工大名電高)、渡部民人(星槎中)が参加。
女子は、小塩悠菜(星槎中)、今枝愛美(愛み大瑞穂高)、髙森愛央(ミキハウスJSC)、香取悠珠子(星槎中)、竹谷美涼(貝塚第二中)、日下部詩季(城南中)、伊藤友杏(貝塚第二中)、花沢夏琳(星槎中)が参加した。
髙森愛央が2冠
U17、U15女子シングルスに出場した髙森は、9日に行われたU17女子シングルス準々決勝でSally MOYLAND(アメリカ)と対戦した。MOYLANDは前回のハビージョフ大会で小塩とフルゲームの熱戦を演じた強敵である。
写真:Sally MOYLAND(アメリカ)/提供:WTT
フルゲームにもつれる激戦となったが、最終ゲームを11-3と圧倒した髙森が準決勝に進出した。その後準決勝では、Elise PUJOL(フランス)にストレートで勝利し、決勝へ進出。
もう一方の準決勝では小塩と竹谷が対戦した。U17女子世界ランキングでは小塩が17位、竹谷が119位という対戦となったが、積極的な攻めを見せた竹谷が3‐1で勝利した。
写真:竹谷美涼(貝塚第二中)/提供:WTT
決勝では髙森と竹谷の日本人対決となり、3-0のストレートで完勝した髙森が優勝を決めた。
写真:髙森愛央(ミキハウスJSC)/提供:WTT
11日に行われたU15女子シングルス準決勝では、U15決勝に続き、髙森と竹谷が対戦した。第1、2ゲームは髙森が連取し、優勝に王手をかける。リベンジを果たしたい竹谷は第3ゲームをデュースで奪い、第4ゲームもデュースに持ち込むも、髙森が粘り勝ち、決勝に進出した。
もう一つの準決勝では、U15と1つカテゴリーが上の試合ながら勝ち進んだ花沢夏琳(星槎中)がHSIEH Hsin-Jung(チャイニーズタイペイ)と対戦。
第1、3ゲームを奪い、あと1ゲーム奪うと決勝に進出できる状況になるも、逆転を許し、惜しくも準決勝敗退となった。
写真:花沢夏琳(星槎中)/提供:WTT
U15女子シングルス決勝では、髙森とHSIEH Hsin-Jungとの対戦となった。第1ゲームを髙森がデュースで先取すると、その勢いのままHSIEH Hsin-Jungを圧倒し、ストレートで勝利。
髙森はU17に続きU15も優勝し、2冠を達成した。
写真:髙森愛央(ミキハウスJSC)/提供:WTT
またU19女子シングルスでは、14歳の小塩悠菜(星槎中)が決勝に進出。Charlotte LUTZ(フランス)に敗れたものの、年齢カテゴリーの高い種目で準優勝の成績を収めた。
写真:小塩悠菜(星槎中)/提供:WTT
渡部民人がU15でV
U15男子シングルスに出場した渡部は、準々決勝でAleks PAKULA(ポーランド)と対戦。
第2、3ゲームを奪われ、ゲームカウント1-2と劣勢になるも、ここから渡部が逆転、Aleks PAKULAとのフルゲームを制した。
勢いに乗った渡部は、準決勝でNoah HERSEL(ドイツ)にゲームカウント3-1、決勝ではPatryk ZYWORONEK(ポーランド)にはストレートで勝利し、見事U15男子シングルス優勝を決めた。
写真:渡部民人(星槎中)/提供:WTT
またU17男子シングルスでは坂井雄飛(愛工大名電高)が準優勝、面田知己(愛工大名電高)が3位に入賞している。
写真:坂井雄飛(愛工大名電高)/提供:WTT
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