あるぞホームラン王!ジャッジに1打差となる2戦連発18号2ラン、年間44本ペースに
写真:大谷翔平(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
6月11日、メジャーリーグ「エンゼルス対マリナーズ」の一戦が行われ、2-6でマリナーズが勝利した。
この試合2番指名打者で出場した大谷翔平は、3回の第2打席でライトスタンドに18号2ランを放った。
これでアメリカン・リーグの本塁打ランキングでジャッジの19本に次ぐ単独2位となった。
10戦5発の大爆発!自己最多&ホームラン王も視野に
前日先発した投手が翌日に本塁打を打つ。
そんな異常な光景ももはや「日常」になってきている。
大谷は前日の17号本塁打に続き2試合連続となる18号2ランを放った。
3回の第2打席、マリナーズの先発投手ブライアン・ウーが投げたインコースのスライダーを強振。
打った瞬間にホームランだと分かる見事な一撃だった。
続く第3打席はチャンスで見逃し三振となったが、このプレーでネビン監督が球審に詰め寄り、退場を告げられてしまう。
これでネビン監督は今季3回目の退場となった。
エンゼルスも前日まで5連勝中で、大谷自身も直近10試合で5発と絶好調を維持している。
この日はマリナーズに完敗となったが、大谷個人としてはこのペースでいけば40本以上の本塁打を記録することになる。
現在ホームランランキングの首位に立つジャッジが右足の親指を痛めてIL入り(故障者リスト入り)しており、3位のアルバレスも右脇腹を痛めIL入りとなっている。
両者とも長期離脱は避けられる見込みだが、復帰までに大谷が首位に立つ可能性も十分にありえる。
投手として奪三振数は2位につけているものの、防御率や勝利数では上位に食い込めていないため、打者としてタイトル争いに加わっていくことはシーズンMVPを獲得できるかの大きなポイントとなるはずだ。
ただし、相手は昨季62本もの本塁打を放ったアーロン・ジャッジであるため、本塁打王を獲得するためにはさらにペースを上げる必要があると言えるだろう。
チームの勝利が第一ではあるが、大谷にはぜひシーズン終盤までジャッジと本塁打争いを演じてほしいものだ。
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