18歳・大嶋港は7位タイでフィニッシュ 米国での初めての戦いで得た収穫と反省点
<ユニクロ アダム・スコット ジュニアチャンピオンシップ 最終日◇28日◇ハンモッククリークゴルフクラブ(米国・フロリダ州)◇男子7072ヤード&女子6191ヤード・パー72>
ユニクロと同社のグローバルブランドアンバサダーを務めるアダム・スコット(オーストラリア)がタイトルスポンサーを務める「ユニクロ アダム・スコット ジュニアチャンピオンシップ」は最終日の競技が終了。男子の部に出場したJGAナショナルチームの大嶋港(関西高等学校3年)はトータル3アンダー・7位タイでフィニッシュした。
初日の20位タイから13位タイ、7位タイと連日順位を上げてきたが、先立つのは悔しさ。グリーンの対応が「なかなか上手くいかなかったですね」とバミューダ芝に対応することができず、もどかしいゴルフが続いてしまった。結果に悔いはのこるが、ナショナルチームのメンバーがプレーする際の“約束”、「スコアよりも、目の前のボールをさばくのに最善をつくす」(JGA選手育成・強化部 統括部長 内田愛次郎氏)ことは「なんとかやり切れました」と言葉を絞り出した。
この大会での反省点は「対応力がなかった」こと。良かった点は「同伴競技者と積極的にコミュニケーションをとってラウンドは楽しくできた」ことだと言う大嶋。試合前には熟成肉のステーキで英気を養うなど、初の米国滞在で思い出に残ることが多かった。最後に出るのはやはり悔しさだが、「国際大会で結果を出したい気持ちが強くなりました。海外で勝ちたいですね」と新しい目標を得ることもできた。5月8日に18歳になったばかりの若き侍にとって、この1週間の経験すべてがこれからのゴルフ人生の糧となることだろう。(文・小路友博)
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports