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張本智和、ポルトガル選手に快勝で男子単3回戦へ 早田ひなとの混合複では日本人対決制す<世界卓球2023ダーバン大会>

5月20日から開幕した、世界卓球2023ダーバン大会。23日には大会4日目が終了した。

張本/早田が同士討ち制す

混合ダブルス3回戦では、張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)と、宇田幸矢(明治大)/木原美悠(木下グループ)の日本選手対決となった。

写真:宇田幸矢(明治大)/木原美悠(木下グループ)/提供:WTT
写真:宇田幸矢(明治大)/木原美悠(木下グループ)/提供:WTT

実力者同士の日本ペアが早くも対戦となったこの一戦。サービス、レシーブで先手を取った張本/早田ペアが2ゲームを連取し、勝利まで1ゲームに迫った。

写真:張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)/提供:WTT
写真:張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)/提供:WTT

宇田/木原ペアもコンビネーションの良い攻めを見せたが、終始得点力で上回った張本/早田ペアがゲームカウント3-0で勝利。4回戦へ進出した。

張本/早田ペアは準々決勝では、林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)と対戦する。実力派の韓国ペア相手に勝利を収め、メダル獲得を決めることができるか。

また宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)ペアは、ドミトリ・オフチャロフ/パトリック・フランチスカ(ドイツ)と対戦する。

写真:宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
写真:宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)/提供:WTT

世界トップ選手同士のドイツペア相手に勝利を収めることができるか、こちらも要注目だ。

張本が快勝で3回戦へ

男子シングルスでは、張本はポルトガルを長きに渡り支えるマルコス・フレイタス(ポルトガル)と対戦。世界卓球2019大会でも両者は対戦しており、その際は張本が4-0で勝利している。

写真:マルコス・フレイタス(ポルトガル)/提供:WTT
写真:マルコス・フレイタス(ポルトガル)/提供:WTT

今回も序盤から徹底したコース取りで相手のフォアハンドを封じ、第1ゲームを12-10で先取。柔らかいボールタッチのラリー戦で強さを見せるフレイタスだが、サービス、レシーブの長短を駆使し先手を取った張本が4-0で勝利。3回戦進出を決めた。

写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT
写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT

張本は3回戦では、台湾のレジェンド・荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)と対戦する。

同じく男子シングルス2回戦に登場した戸上隼輔(明治大)は、王楚欽(ワンチューチン・中国)と対戦。

写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT

打倒中国を狙った戸上だったが、変化の分かりずらいサービスで先手を握り、戸上のチキータをフォアハンドで狙い打った王が3ゲームを連取。

写真:王楚欽(ワンチューチン・中国)/提供:WTT
写真:王楚欽(ワンチューチン・中国)/提供:WTT

本来の速攻プレーで1ゲームを返した戸上だったが、王の勢いは止まらず、ゲームカウント1-4で戸上は敗退となった。王楚欽は3回戦では宇田幸矢(明治大)との対戦となる。

その他の男子シングルス2回戦ではシモン・ゴジ(フランス)、クアドリ・アルナ(ナイジェリア)ら実力者が敗れている。今大会ダークホースは現れるのか、日本勢以外の勝ち上がりにも注目だ。

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