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レアル・ソシエダ久保建英、貴重な追加点の基点となるなどバルセロナ撃破に貢献!
写真:久保建英(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
5月20日、ラ・リーガ第35節「バルセロナ対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、1-2でレアル・ソシエダが勝利した。
日本代表MF久保建英はスタメンから外れたものの57分から途中出場し、貴重な追加点の基点となるプレーを見せた。
ソシエダはCL出場権獲得に向けて貴重な勝ち点3を獲得することとなった。
ミケル・メリーノの先制点でソシエダリードで前半を終える
すでにラ・リーガ優勝を決めているバルセロナと来季のCL出場権獲得のために勝利が欲しいレアル・ソシエダの一戦。
前半を終えてバルセロナがシュート8本で支配率63%、ソシエダがシュート6本で支配率37%とホームのバルセロナが押し込む展開となった。
しかし、先制点はソシエダ。
前半5分、前線からのプレスでセルロートがボールを奪うと、そのままエリア内まで持ち込む。
冷静にフリーになっているミケル・メリーノにパスを通し、ミケル・メリーノが冷静にゴールへ流し込み、アウェーのソシエダが貴重な先制点を奪った。
バルセロナもボール保持を高めデンベレの個人技でチャンスを何度も作るが、得点までは至らずソシエダが1点リードのまま前半を終えた。
後半に追加点を奪い勝利したソシエダはCL出場の可能性が高まる
57分、久保建英が途中出場すると、62分には下部組織時代に久保建英とコンビを組んだバルセロナのアンス・ファティもピッチに立った。
65分、久保がファウルを受けて得たFKからチャンスが生まれる。
久保の質の高いFKをファーサイドでセルロートが頭で合わせたが、セルロートはミートしきれずに枠を外してしまった。
71分、そのセルロートが結果を出す。
中盤でスビメンディがボール奪取すると、久保にボールが渡る。
久保は一気にギアを上げドリブルで前線に運び、左サイドを駆け上がったスビメンディにパス。
これをスビメンディが中央で待っていたセルロートに素晴らしいグラウンダーのパスを通す。
流れるような展開からセルロートがシュートを決めてソシエダが追加点を奪った。
80分には久保に決定的なチャンスが訪れる。
エリア内中央でフリーでボールを受けシュートを放ったが、これはDFに当たり得点には結びつかなかった。
89分にレヴァンドフスキがヘディングシュートを決め1点差となるも、ソシエダがこのまま逃げ切り貴重な勝ち点3を獲得した。
これで勝ち点を65に伸ばしたソシエダ。
5位のビジャレアルも勝利したため、勝ち点差は5と変わらないものの、残り3試合となったため、4位確保(CL出場権獲得)の可能性が高まったと言えるだろう。
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