勝みなみは2戦連続予選通過を目指す 25ヤードの打ち下ろしに「気持ちよく振っていきたい」
<DIOインプラントLAオープン 事前情報◇29日◇パロス・べルデスGC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>
米デビュー戦で4日間を戦い抜き74位で終えた勝みなみ。「一打一打悔いの残らないように、楽しく回りたいなと先週思った。今週はまた違う感じなので、切り替えて頑張りたい」とアリゾナからロサンゼルスに移動し初めての米連戦に臨む。
最終日のプレーを終えた日曜日のうちに現地入りし、月曜日にイン9ホール、火曜日に古江彩佳とともにアウト9ホールの練習ラウンドを敢行。プロアマ戦に参加しない水曜日は、レンジやパッティンググリーンで調整を行った。
フラットなアリゾナ戦から一転、このコースはアップダウンが激しく、ポアナ芝のグリーンも「小さい印象」とイメージは180度変わる。日本でもアップダウンがあるコースは多くプレーしているが、「なかなかない」と初めての経験だ。
特に13番パー3は距離が長いことに加え、25ヤードも打ち下ろす要注意ホール。グリーンがより小さく見えるだけでなく、「打ち下ろしは風にも影響されてしまう」と難易度はさらに増す。ティショットでのスタンスの位置やアライメントに気を付けながら、「気持ちよく振っていきたい」と自信をもって振り抜いていく構えだ。
先週は予選通過を果たしてポイントを獲得したが、今季メジャー初戦の「シェブロン選手権」の出場権獲得、そしてリランキング突破に向けて、さらに大量ポイントを上積みしたいところ。「予選通過を目指して、できれば上位で終われるように全力で頑張りたい」。初日からアクセル全開で攻めていく。(文・笠井あかり)
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