【特集】茨城ロボッツ鶴巻啓太選手にインタビュー。地元でプロアスリートとして活動することへの思い。(バスケ・Bリーグ)
Bリーグ「茨城ロボッツ」に所属し、昨年10月に怪我から復帰された鶴巻選手に、バスケットを始めたきっかけから、地元茨城で活動する思いをお伺いしました。
鶴巻 啓太|Keita Tsurumaki
1996年4月24日生まれ、茨城県出身。
B.LEAGUE「茨城ロボッツ」所属のバスケットボール選手。ポジションはシューティングガード・スモールフォワード。
小学校3年生から本格的にバスケットボールを始め、高校3年生の時にインターハイに出場し、U-18日本代表に選ばれる。その後中央大学に進学し、インカレ(全日本大学バスケットボール選手権大会)では全国ベスト16の成績を残す。大学4年生で「茨城ロボッツ」特別指定選手に登録され、大学卒業後プロ契約を結ぶ。
物心ついた時から、ずっとバスケのことを考えていた。
ーーバスケットボールを始めたきっかけを教えてください。
父が中学バスケ部の顧問をしていたので、小学校に入学する前から、父の職場の近くでよくボール遊びをしていました。そういった経緯で幼い頃からバスケに触れる機会が多かったこともあり、物心ついた時には自然と「バスケをやりたい」と思うようになっていましたね。
ーー学生時代はずっとバスケ部だったのですか。
小学校3年生から本格的にバスケを始め、中・高・大もずっとバスケ部でした。小学生では全国大会に出ましたし、中学生では茨城県で1番になることも経験しました。
高校3年生の時にインターハイに出場し、U-18日本代表にも選ばれました。大学3年生の時にはインカレにも出場するなど、比較的レベルの高いところでプレーさせてもらってきたなと思います。
ーーバスケットボールを辞めようと思ったことはありますか?
小学生の時に練習が辛くて、バスケから逃げたことが一度だけあります(笑)。当時のコーチが厳しく、練習をサボったんですよね。でも、結局はその日一日中「早くバスケがしたい」と思っていることに気が付き、それ以降は辞めようと思ったことはないですね。
そのコーチには凄く鍛えられました。当時は辛かったけれど、あれがあったからこそここまで来れたと思うので、今では本当に感謝しています。
ーープロになることを決意したのはいつ頃ですか?
大学卒業間際まで、実業団に行くかプロに行くかで迷っていました。最後の最後まで決めきれず、これまでお世話になった恩師に相談したら「バスケを続けたいなら、プロになってバスケに集中出来る環境に身を置いた方がいいのではないか。」というアドバイスをいただき、その言葉が自分にとてもしっくり来たので、プロになることを決意しました。
ーー茨城ロボッツに入団したきっかけは?
僕のことを小学校の頃から知ってくださっていた当時の茨城ロボッツのゼネラルマネージャーから、特別指定選手(*) としてのオファーをいただいたことがきっかけです。大学4年生からチームに登録していただきましたが、地元である茨城に貢献したいという思いが強まり、大学卒業後そのまま入団することに決めました。
*=16歳以上22歳以下の選手がB.LEAGUEの試合に出場できるという制度。現役の高校生や大学生の有望選手に、個人の能力に応じた環境を提供することを目的としており、各クラブは通常の選手登録枠とは別に2名まで登録することが出来る。
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