松山英樹が“朝一”イーグルで予選通過 1日26ホール完走に「あんまり覚えていない」
<ザ・プレーヤーズ選手権 3日目◇11日◇TPCソーグラス スタジアムC(米フロリダ州)◇7256ヤード・パー72>
松山英樹が1日26ホールの長丁場を終えて、安堵の表情を浮かべた。悪天候のために順延となっていた第2ラウンドの残りと第3ラウンドをプレーし、トータル5アンダーの26位タイまで浮上した。
11番パー5のティショットをフェアウェイに運んだところで中断、そして順延。土曜日の早朝7時01分からプレーを再開すると、239ヤードの2打目をピン上2.7メートルにオン。これを沈めて“イーグル発進”。その後は終盤の4ホールで2つ落としたが、トータルイーブンパー・41位タイで3戦ぶりの予選通過を果たした。
ホールアウト後は疲れとともに充実感も見せた。「だいぶ前のような感じがするので…、あんまり覚えてないですね」と朝一のイーグルについては遠い昔のようにも感じられたが、1カ月ぶりの予選通過、そして順位を上げた1日には笑みも見せる。
「久々にそういうプレーができたので良かったなと思う」と、ショット本調子ではないなかでボギーフリーの「第3ラウンド」を振り返る。「今日はあんまりよくなかったけど、これがやっと標準になるようなゴルフができた」と、結果を残せたことが自信にもつながる。
いまだにスイングには「整理できた部分と、まだできない部分があるので」と不安要素もあるが、「悪いときでもこれくらいならいいなという感じ」と、まずはスコアにつなげた1日には及第点をつける。
「ひとつでも多くバーディを獲れるように」と見据える最終ラウンド。内容にも満足がいくようなプレーで結果も残す。久しぶりにそんな松山の快プレーが見られそうな雰囲気が漂っている。
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