馬龍、孫頴莎 中国代表第1号 棄権者続出の選考会を勝ち抜く<直通ダーバン>
<直通ダーバン 日程:2月18~23日 場所:北京(中国)>
2月18日~23日、中国の北京にて、世界卓球2023ダーバン大会の中国国内選考会が開催された。男子シングルスでは馬龍(マロン)、女子シングルスでは孫頴莎(スンイーシャ)がそれぞれ代表権を獲得した。
馬龍が代表権獲得
16名が4グループに分かれて予選リーグを行い、各リーグ1位が準決勝に進出する方式で行われた男子シングルス。
出場した16選手の内、4選手が体調不良により棄権という事態になった中、決勝には世界卓球3連覇を成し遂げた馬龍と、現在世界ランキング1位の樊振東(ファンジェンドン・中国)が代表権を懸けて対決した。
写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:WTT
過去何度も対戦し、毎試合激戦が繰り広げられる両者の対決だが、今回は馬龍が樊振東を圧倒。樊の両ハンドを質の高いブロックで確実に返球し、隙あらばフォアドライブで点数を重ねるプレーを見せた馬龍が、ゲームカウント3-0で勝利。
写真:馬龍(マロン・中国)/提供:WTT
世界卓球2023ダーバン大会、男子シングルス1人目の中国代表に決定した。これで馬龍は、8大会目となる世界卓球個人戦出場を決めた。
孫頴莎が代表第1号
女子シングルスでも同様に、16名が4グループに分かれて予選リーグを行い、各リーグ1位が準決勝に進出する方式で行われた。
女子シングルスでも棄権者が続出し、陳夢(チェンムン)が足の怪我により準決勝を棄権、王曼昱(ワンマンユ)ら3選手が体調不良で棄権となり、16選手中4選手が棄権という状況となった。
陳幸同(チェンシントン・中国)/提供:WTT
その中で決勝に進んだのは、世界ランキング1位の孫頴莎と、7位の陳幸同(チェンシントン)。各ゲーム競り合いとなるも、勝負所で積極的な両ハンドドライブで得点を奪った孫頴莎が、ゲームカウント3-0で勝利。
写真:孫頴莎(スンイーシャ・中国)/提供:WTT
世界卓球2023ダーバン大会、女子シングルス1人目の中国代表に決定した。
混合ダブルスでも予選が行われ、準決勝で樊振東/王曼昱(ワンマンユ)を下し、決勝では于子洋(ユーズーヤン)/孫銘陽(スンミンヤン)に3-1で勝利した林高遠(リンガオユエン)/陳幸同が予選会優勝を果たした。
なお混合ダブルスでは、2次予選終了後に本戦出場ペアを決定するという。各種目の試合結果は以下の通り。
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