統合された前シーズンで9勝! 頬に手を当て物憂げな表情の稲見萌寧は何を考えていたのか?【ライブ写真から振り返る2022年女子ツアー】
いよいよ3月2日に2023年日本女子ツアーが開幕する。11月末の最終戦まで38試合、どんな戦いが繰り広げられるのか。22年シーズンを振り返って占いたい。ALBA Netおなじみの「ライブ写真」で、各大会期間中に閲覧数が一番多かった写真から振り返る。
「KKT杯バンテリンレディスオープン」(4月15日~17日、熊本県・熊本空港CC)では、試合前の事前情報としてアップされた稲見萌寧の写真が閲覧数ナンバーワンに。統合された2020-21年シーズンで9勝を挙げ、その勢いのままに22年シーズンを戦う稲見に注目が集まったのはある意味必然だった。
写真の稲見は、右手を頬に当てどこか遠くを見つめているよう。その表情は何とも物憂げで、試合の中継でみせるきりっとした強い意志を感じる表情とは別人のようだ。何を考えていたのかとても気になる写真である。
多くの写真の中でこの1枚が最も見られたという結果は、ゴルフファンの心に何かが刺さった証拠だろう。
この試合では初日、西村優菜、有村智恵との組み合わせで10時55分にアウトコースをスタート。8番 173ヤードのパー3では痛恨のトリプルボギーを叩くなど精彩を欠き、2日間トータル2オーバー。70位タイで、カットラインに1打及ばず予選落ちとなった。
試合後のコメントでも、自身の噛み合わないゴルフに歯がゆさをにじませていた稲見。この後しばらく優勝から遠ざかることとなったが、6月には見事な復活優勝を挙げている。ちなみにこの試合では、6ホールに及ぶプレーオフの結果、植竹希望が初優勝。黄金世代10人目の優勝者となった。
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