ついに覚醒、レアルソシエダの久保建英がスーパーボレーで得点し2試合連続MOM
写真:久保建英(Jose Breton/Pics Action/NurPhoto via Getty Images)
2月13日、ラリーガ第21節「エスパニョール対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、3対2でレアル・ソシエダが勝利した。
日本代表MFの久保建英はこの試合もスタメン出場し、前半23分に素晴らしいボレーシュートを決めるなど、ソシエダの勝利に貢献した。
なお、久保はこの試合MOM(マンオブザマッチ)に選出された。
ソシエダは勝ち点を42に伸ばし、3位をキープしている。
凄みを増した久保のプレー、得点もまさにゴラッソ!
その1つ1つのプレーが凄みを増している。
久保建英はいよいよ覚醒の時を迎えているようだ。
前半23分、左サイドでオヤルサバルがサイドチェンジをトラップし、裏に抜けたイジャラメンディにパスを通す。
このパスをイジャラメンディはダイレクトで中央に折り返す。
中に走り込んだセルロートには合わなかったが、こぼれ球が右サイドの久保まで流れる。
浮き球を左足でトラップし、そのまま上体をかぶせてコンパクトで強烈なボレーシュートを放つ。
ニアサイドに放たれたシュートは、GKのアルバロ・フェルナンデスの手をかすめてゴールに突き刺さった。
前半40分には守備でも魅せる。
コーナーキックからのクリアボールに1人プレスをかけに行く久保。
オスカル・ヒルが先に追いつくが、久保は抜群のプレスでボールを奪い、一気に決定機を演出したのだ。
久保からのパスを受けたセルロートはシュートまでは持ち込めなかったが、久保は守備でも違いを見せた。
3月の新生日本代表での活躍が期待される久保
日本代表は、3月24日にウルグアイ戦、同月28日にコロンビア戦を行う。
カタールW杯後初の代表戦となることから、「新生日本代表」のスタートとなる。
注目は「どんな新戦力が選ばれるのか?」といった点だが、もう1つ注目となるのが、「誰が主力としてプレーするのか?」といった点だろう。
特にプレミアリーグで無双している三笘薫と好調レアル・ソシエダでレギュラーとして活躍している久保建英は、その実力と実績はもちろん、人気の面でも他の日本代表選手を圧倒している。
カタールW杯ではお互いに絶対的な主力としてプレーできず不完全燃焼であったが、現在の実力ならば「2大エース」としてプレーできるはずだ。
若干21歳ながら欧州で確かな活躍を見せる久保。
今後どのような輝かしいキャリアを送っていくのか、注目だ。
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