今年初戦『パラダイム◆◆◆』で首位発進した選手の【初速UP】はどれくらい?
2023初戦「セントリー」の初日、『パラダイム◆◆◆』投入者たちが躍動!(撮影:GettyImages)
<セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日◇5日◇カパルア・リゾート プランテーションC(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>
PGAツアーの今年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の初日が開幕。コリン・モリカワ、J.J.スポーン、ジョン・ラームと新作ドライバー投入の3選手が9アンダーの首位発進を決めた。既報の通り、今大会から[▶▶▶コリン・モリカワが赤い謎の1Wヘッドをテスト。キャロウェイ勢は?]()
まずは、[コリン・モリカワ]()は、初日の計測ホールの平均飛距離286.4y、FWキープ率73.33%とまずまず。また、TOUR CAST 3Dに表示された細かなデータを拾って集計すると、平均ボール初速が169.17mphで、今季『SIM』を使った169.88mphより0.31m/sほど下がったものの、終始安定したボールコントロールを見せていた。
■ラームが『パラダイム◆◆◆』で驚愕の2発!
かたや、現地4日に正式発表された『PARADYM(パラダイム)』シリーズを擁する[ジョン・ラーム]()の上がり2発が凄まじかった。フェアウェイが広く傾斜でかなり転がる状況とはいえ、17番で402y、18番でも393y、7番も404yと400オーバーを2発も記録。
飛び過ぎてラフまで転がることも多くFWキープ率は33.33%にとどまったものの、驚愕の飛距離を見せた。また、今季『ローグST◆◆◆LS』を使った平均初速は180.49mph(24位)だが、初日『パラダイム◆◆◆』で181.27mphへアップ。スピン量も今季平均2560rpmだが、『パラダイム◆◆◆』の初日は2221rpmと300回転ほど下がっていた。
■契約外?も『パラダイム◆◆◆』で初速アップ
既報の通り、前戦まで[キャロウェイ]()契約のラーム以上に凄かった。
今季『G425LST』を使った平均初速が168.2mph(162位)だが、今大会の表示を集計するとまさかの平均173.18mphと、約5pmh(2.23m/s)もの初速アップに成功。FWが広くて転がる状況とはいえ、360y越えを3発も放つなど飛ばし屋に変貌していた。
初日は[テーラーメイド]()の新作を投入した選手たちが何人もいる今大会。長距離を活かしビッグスコアが出ることから、2日目以降も動向から目が離せない。
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