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“功労者”への優遇措置を設定 300試合以上出場で義務試合数が免除、2年連続欠場も可能に | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

藤田さいきは500試合以上出場しています(撮影:鈴木祥)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日(火)、2023年度のトーナメント規則を発表。通算300試合以上出場している“功労者”への優遇措置を設けた。

11年ぶりの優勝に立てなくなる藤田さいき

来季シード選手で対象となるのは今年11年ぶりとなる優勝を挙げた藤田さいきをはじめ、上田桃子、菊地絵理香、黄アルム(韓国)、渡邊彩香、全美貞(韓国)、福田真未、笠りつ子、金田久美子、テレサ・ルー(台湾)、穴井詩の11人(メルセデス・ランキング順)。

これらの選手たちは「長年にわたりJLPGAツアー競技に出場し、競技力・価値向上に貢献した功労者への報奨」として義務試合数が免除(これから300試合に達成した選手は翌年から)となる。

また、通常は前年度欠場大会については出場義務が発生するが、これらの選手たちは「前年度に欠場したJLPGAツアーの競技の欠場を認める。ただし、2年連続で欠場したJLPGAツアーの競技には出場しなければならないものとする」とさらに1年の猶予が設けられた。

逆に言えば、今回の規定は、300試合に達成するまではできる限り多くの試合数に出ることを推奨するものでもある、とも言えそうだ。

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