W杯コスタリカ戦は0-1の敗戦、日本最大の武器である三苫と伊東に与えられた時間はわずか30分
写真:三苫薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
11月27日、カタールW杯グループEの第2節、「日本対コスタリカ」の試合が行われ、日本はまさかの0-1での敗戦となった。
実力的に勝っていた相手だっただけに、悔やまれる敗戦となった。
中でも日本最大の武器である三苫薫と伊東純也が30分しかプレーできなかったことは残念な采配だったと言えるだろう。
森保監督は三苫でも久保でもなく相馬を先発で起用
コスタリカ戦のスタメンが発表されると、その意外な名前に日本のサッカーファンは驚いていた。
「相馬勇紀」
左サイドの3番手だった相馬が、この大一番で大抜擢されたのだ。
相馬自身のプレー自体は悪くなかったが、結果的にこの判断がコスタリカ戦の敗因の1つとなったと言えるだろう。
最大の武器である三苫がピッチに登場したのは後半17分
コスタリカ代表は、守備を固めワンチャンスをものにする戦術で後半も臨んでいたため、右の相馬、左の山根が日本におけるキーポイントであった。
しかし、確かに両選手とも攻撃に特徴のある良い選手だが、このW杯の舞台で躍動できるレベルではない。
彼らよりも圧倒的な攻撃力を持つ伊東純也と三苫薫という両翼を、後半の途中までベンチに座らせ続けてしまったのだ。
後半17分に三苫が、後半22分には伊東が投入され、ようやく日本もチャンスを作り始める。
入ってすぐに伊東がチャンスを何度も作り、三苫もエンジンが掛かるのが遅れたものの、試合終盤に2度もドリブルでペナルティエリア深くまで侵入しビッグチャンスを作った。
もしも後半頭から三苫薫と伊東純也を投入していたら、試合結果は違ったものになっていたと感じるサッカーファンがほとんどだろう。
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