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石川遼が3年ぶりのコースで実感「スイングが変わったんだな」 浮上のカギは右OBホール攻略 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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Pos 選手名 Sco 1 C・キム -8 2 岩崎亜久竜 -6 3 佐藤快斗 -5 田村光正 -5 中里光之介 -5 中島啓太 -5 黄重坤 -5 星野陸也 -5 小斉平優和 -5 J・チョイ -5 順位の続きを見る

ホスト大会を30位で滑り出した石川遼 上位浮上へのキーは?

ホスト大会を30位で滑り出した石川遼 上位浮上へのキーは?(撮影:鈴木祥)

カシオワールドオープン 初日◇24日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>

今大会で3度の2位を経験している石川遼は、大会初優勝に向けて5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。「リキみもあったと思いますし、必死にスコアを作った感じですね」と、3年ぶり出場のホスト大会を首位と5打差の30位タイで滑り出した。

石川遼、バーディ締めでこの笑顔【写真】

イン10番から出た石川は、前半は1バーディ・1ボギーと伸ばせなかった。「前半はひどくて、難しい流れだった」と振り返ったが、3年ぶりに向き合うコースで自身のスイングの変化を感じた。インコースは右サイドにOBや谷があるホールが多い。そのため「以前は真っすぐ狙ってつかまえておけばいい」と積極的にドライバーを使って左に曲がるボールをイメージするだけでよかったが、今は右に打ち出して左に曲がるドローボールを主体としている。

「100球打ったときのクセ(の傾向)が出てきています。今までは真っすぐ狙って真っすぐいくこともあれば、右にも左にも五分五分で曲がっていた。今は右のミスの割合が増えてきています」。どっちに曲がるか分からないのではなく、『ミスは右に出る』というクセがつかめてきた。そのため、ティイングエリアに立った時に右の危険ゾーンが目に入ってくると、「だいぶ右に打ち出しにくい。右に出してつかまらないと(危険ゾーン)ギリギリ」と右へのミスを嫌がって左に曲がるミスをする場面もあったが、「自分のスイングが変わったんだなと実感した」と前向きにとらえている。

この日スコアが動いたのは6ホール目の15番パー4。1打目を右に打ち出して、カート道の上で止まった。谷がすぐ近くにあり、あわや大トラブルになるところだった。本来であれば救済を受けて芝の上から打てるが、「木があるロケーションで救済を受けると横に出すしかない」と判断。カート道の上から打つことを選択した。

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