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4U→5I→55度の比嘉一貴ルートで圧巻のバーディ締め 鉄壁マネジメントで優勝副賞の宮崎牛一頭にニンマリ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 比嘉一貴 -21 2 M・ペレイラ -18 3 大槻智春 -17 4 小平智 -16 キム・ジュヒョン -16 清水大成 -16 7 S・ビンセント -14 8 堀川未来夢 -13 佐藤大平 -13 星野陸也 -13 順位の続きを見る

得意のアイアンショットでシーズン4勝目

得意のアイアンショットでシーズン4勝目(撮影:米山聡明)

ダンロップフェニックス 最終日◇20日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>

賞金ランキング1位らしい“横綱ゴルフ”を見せた。2位に2打差の単独首位から出た比嘉一貴は、1イーグル・5バーディ・ボギーなしの「64」をマーク。2016年にブルックス・ケプカ(米国)がマークしたトーナメントレコードタイとなるトータル21アンダーまで伸ばして、逃げ切りで今季4勝目。通算6勝目を挙げた。シーズンは残り2戦。賞金ランキング2位の星野陸也との差を7425万円に広げ、賞金王戴冠に大きく前進した。

最終組で比嘉と優勝争いを繰り広げたペレイラとはこの身長差【大会フォト】

「(後続に)常に2打以上は離そうとは意識していた。追いかけてくる選手に隙を見せちゃいけないと心がけた」。有言実行できる技術、メンタルを持ち合わせているのが今年の比嘉だ。

2番、3番でそれぞれ6メートルを沈めて連続バーディ。バーディが欲しい7番パー5は、ティショットがアゴの高いフェアウェイバンカーにつかまったが、129ヤード地点にレイアップして、3打目を2メートルにつけてバーディ。8番パー4は2打目がガードバンカーにつかまったが30センチに寄せて“お先パー”。そして難度の高い9番パー4は、161ヤードの2打目を7番アイアンで1メートルにつけてスコアを伸ばすとリードを3打に広げて折り返した。

後半に入って、「ミト・ペレイラが伸ばしてきたので油断できなかった」と後続組をケアしながら、1オンの狙える短いパー4の13番では、20ヤードのガードバンカーからカップインさせてイーグル。「あれは楽になりました」と振り返る。その後もボギーをたたく気配すら感じさせずに迎えた18番パー5は“鉄壁のマネジメント”を見せる。

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