大迫の代わりは任せろ!上田綺世、直近5試合で4発の大暴れでW杯に向けて準備万端
写真:上田綺世(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
11月5日、ベルギーリーグ第16節「セルクル・ブルージュ対ルーベン」の一戦が行われ、2-1でセルクル・ブルージュが勝利した。
カタールW杯の日本代表メンバーにも選ばれている上田綺世は、前半36分に強烈なヘディングシュートを決め勝利に貢献した。
今節も1ゴールを決め直近5試合で4発の大暴れ
ティボ・サマーズの山なりのセンタリングに滞空時間の長いジャンプでDFに競り勝ち、豪快なヘディングシュートを決めた。
これで直近5試合で4発の大暴れとなり、日本代表のエースに名乗りを挙げた。
シーズン当初はMFとして使われることもあるなど、移籍失敗とも言われていたが、監督が交代しベルギーリーグにも慣れてくると本領を発揮し始めた。
着実にゴールを重ね、気がつけばこの試合の得点でリーグ戦6ゴール目となった。
得点ランキングでも9位タイまで上がってきており、シーズン2ケタ得点も十分に達成可能となっている。
日本代表唯一のストライカータイプとしてW杯での得点が期待される
カタールW杯の日本代表メンバー発表では、長らくエースであったヴィッセル神戸の大迫勇也が驚きの選外となった。
純粋なFWは3人のみで、上田綺世と前田大然、浅野拓磨となった。
前田と浅野は共にスピードが武器の選手であり、ストライカータイプではない。
森保監督としては、9月下旬に行われた欧州遠征のアメリカ戦のように、ワントップが激しくチェイシングをしてMF陣と連動した守備をすることで活路を見出そうという思惑があるはずだ。
しかし、「ここで1点どうしても欲しい」といった場面では、得点の匂いのするストライカーを起用したくなるもの。
上田のFWとしてのポテンシャルの高さは日本人随一で、ポストプレーや周囲との連携はもちろんのこと、「圧倒的な得点力」を持ち合わせている。
ドイツ戦、コスタリカ戦、スペイン戦の3連戦の中で、必ず上田の出番が巡ってくるだろう。
W杯本番では、「上田を選んで正解だった」と思わせるゴールを決めてくれるはずだ。
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