「この大会に出られる喜び」渋野日向子は“米ツアーメンバー”としての出場に笑顔 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
米ツアーメンバーとして出場の渋野日向子 その喜びを会見で語った(撮影:佐々木啓)
<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇1日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>
雨のなかでも精力的に動いた。“米ツアーメンバー”として出場する渋野日向子は朝イチから18ホールをチェック。2日後の開幕に向けて着々と準備を進めている。
「ジュニアの時から全国大会など、ここでプレーしていた。そのころから特に変わったことはないかなと思う」とコースを知っていることもあって、この日はショットを打たず、グリーン周りとパッティングのみを各ホールで確認。「きょうは雨だったし、あしたもプロアマがあるので。なるべくボギーを少なく、イージーなアプローチでミスしたりと、ヘマをしないように4日間できるといい」と守りの部分を重視する調整を行った。
この大会に出るために一年間、頑張ってきた。「アメリカツアーの選手としてこの大会に出場したかった。それが(米ツアー参戦)1年目にしてできたことはうれしい。そこを目標に1年やってきたからこそ、この大会に出られる喜びというのはあります」。優先順位は「2番目と言ってもおかしくない」とシード権の次なる目標として掲げてきた。それだけに、この舞台に立てる喜びはひとしお。
日本ツアーメンバーとして出場していたときとは感覚も違う。「19年に出たときは有名な選手しかわからなかった。テレビで見たことがある人だ、という感じで出ていましたが、今回はそれなりに顔見知り。“日本へようこそ”と言える選手もいたりするから、ちょっと感覚は違いますね」。米ツアーの“日本代表”として迎え入れる気持ちと母国へ戻ってこられた喜びは、今大会でしか味わうことはできない。
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