320ヤード砲の河本力がPGAツアーデビュー 25歳までに米進出目標「自分の位置を知りたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
世界へ殴り込みだ! 飛ばし屋ルーキー・河本力が米ツアーデビュー(撮影:岩本芳弘)
<ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇12日◇アコーディア・ゴルフ 習志野CC(日本・千葉県)◇7079ヤード・パー70>
平均飛距離320ヤード超えの怪物ルーキー・河本力が、いよいよPGAツアーデビューを迎える。今季は史上4人目となるルーキーシーズン複数回優勝を遂げるなど賞金ランキング6位で、「今年の最大の目標」としていた国内開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の出場権を獲得。武器である飛距離を生かして上位進出を狙う。
国内の習志野で開催された19年大会と昨年大会はギャラリーとしてコースに訪れ、「この舞台に立ちたい」と強い気持ちを持っていた。目標を叶えた今年は選手として会場入り。月曜日に18ホール、火曜日に9ホールをラウンドし、この日は練習のみの調整で開幕を迎える。
国内のコースでありながら、PGA仕様に仕上げられたコースは7079ヤードのパー70設定。「グリーンの傾斜がめちゃくちゃ強いのにグリーンが小さい。日本ツアーにないぐらい距離も長い。すごく難しいセッティング。自分の飛距離を生かせるコースではあるかなと思います」。今大会は505ヤードの4番をはじめ、480ヤード以上のパー4が5つあるが、2打目で持つ番手は長くても6番アイアン程度。ほかの選手がロングアイアンやユーティリティを使うホールでもミドルアイアンを手にできる。
また、このコースで最長となる608ヤードの14番パー5は、練習ラウンドでの2打目は4番アイアンを握った。「ティショットを曲げると、左足下がりのラフでレイアップしないといけないですが、ティショットがうまくいったら2打目を狙いたい」と1打目次第では余力を持って2オンを狙える。PGA仕様の習志野だが、河本にとって特別長いと感じることはないようだ。
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