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上がり3連続バーディで今季最高の2位 笹生優花がみせた“爆発力” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 J・エワート・シャドフ -15 2 笹生優花 -14 3 G・ホール -13 D・カン -13 P・レト -13 6 A・リー -12 7 キム・セヨン -11 8 A・ティティクル -10 L・コフリン -10 リン・シユ -10 順位の続きを見る
この日はパー5で5アンダーです(撮影:ALBA)
<LPGAメディヒール選手権 最終日◇9日◇サティコイクラブ(米カリフォルニア州)◇6635ヤード・パー72>
笹生優花の魅力が詰まったラウンドだった。2番でバーディを先行させると5番でボギー。後退したかにみえたが即座のバーディで獲り返すと、8番パー5ではピン手前3メートルに2オンしてイーグル奪取。後半もボギーが先行したものの、14番でひとつ戻すと、16番から3連続バーディを奪ってトータル14アンダーでホールアウトした。
この時点では首位のジョディ・エワート・シャドフ(イングランド)と1打差の2位。最終ホールをパーとしたエワートが逃げ切ったが、見事な追い上げだった。「ショットも全体的に安定していたので、パターもいくつか入ってくれたので、それが結果に繋がったんじゃないかなと思う」と冷静に振り返る。
飛距離に目がいくが、グリーン周りのアプローチも抜群だった。世界中のゴルフ場でプレーしてきた経験を活かし、どんなライでも寄せてみせるのが笹生。パー5では飛距離のアドバンテージで2オン成功させたと思ったら、もう少しでチップインイーグルという寄せをみせた場面もあり。「できるだけ我慢のゴルフだったりとか、ぜんぶがぜんぶ、うまくいくわけじゃないので、そういうところですね」と、総合力の高さで今季ベストフィニッシュの2位に入った。
首位に肉薄していった笹生だが、リーダーボードを見ていたわけではない。いつもどおり楽しむことと学ぶことを心がけた。「あんまり変えたこともないし、調子がよかったら上位に行くと思う」と涼しい顔だが、この優勝争いが次に繋がるのは間違いない。
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