熾火(おきび)を早わかり!意味や取り扱い方、簡単な作り方もわかりやすく紹介
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「熾火」とは
出典:PIXTA
「熾火」とはなにか、まずは読み方やその意味、炭火との違いについて知っていきましょう。
「熾火」の読み方
「熾火」=「おきび」と読みます。「燠火」や「熾き火」と記すこともあり、英語訳は「growing ember」や「live charcoal」。ちなみにキャンプギアの名前等でたまに見かける「ember」だけの直訳は「燃えさし」「残り火」という意味になり、やはり火に関係した単語です。
熾火の意味
「火の勢いが強くて赤く熱した状態にある炭火」という意味で、着火した薪や炭が炎をあげずに、その芯の部分が赤く静かに燃えている状態を指します。炎の上がっている状態は高温で火力の調節も難しいですが、熾火は煙も少なく火力も安定、遠赤外線効果で料理にムラなく火が通るので、熾火は調理に適しているのです。
炭火との違い
熾火は火の状態を表した言葉なので、炭はしっかり熱が入ったら熾火状態、薪は燃えて炭化した状態が熾火状態となります。炭でも薪でも芯が真っ赤になっている状態のことを指すので、どちらも熾火に変わりありません。ただ炭の方が熾火状態にしやすいので、より調理に向いています。
熾火の作り方
出典:PIXTA
熾火の作り方はシンプルでとても簡単です。
- 薪や炭を組む
- 着火剤や燃えやすいものと一緒に火を付ける
- 炎が落ち着くまで放置
- 薪や炭の芯が赤くなったら完成
火が弱くなったタイミングで薪や炭を追加し、熾火になるまでは動かしたり追加したりせずに待ちましょう。とくに薪が熾火状態になるのには時間がかかるので、いじらずに焚き火を楽しみながらのんびり待つのがポイントです。
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