惜敗続きの日々にケリ 山下美夢有が変えた最終日のマインド | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 山下美夢有 -18 2 三ヶ島かな -13 竹田麗央 -13 4 吉田優利 -10 上野菜々子 -10 6 川岸史果 -8 岩井千怜 -8 8 竹内美雪 -7 高橋彩華 -7 原英莉花 -7 順位の続きを見る
圧倒的なスコアで完全優勝を挙げた山下美夢有 惜敗続きの日々に別れを告げた(撮影:上山敬太)
<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日◇25日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6491ヤード・パー72>
6月の「宮里藍 サントリーレディス」から11試合連続でトップ10入り。だが、優勝できたのはそのサントリーレディスのみ。「こうやって毎試合優勝争いできているのはうれしいですが、最終組はやっぱり今以上に緊張もしますし、思うようなプレーがなかなかできない。勝ちたいという気持ちもあった」と山下美夢有にとってもどかしい日々が続いていた。
何かを変えるのか、それとも変えないのか。上位には入れているだけに、非常に難しいところだった。だが、先週の試合を終えたあと、コーチである父親、そしてたびたびアドバイスをもらっている中嶋常幸からの指摘もあり、明らかに悪い部分が見つかった。
「(これまでの)最終日はいつものプレーと違っていた。悩みすぎているというか、プレーが遅くなっているなと。私は淡々とプレーするほうだと思うのですが、それが優勝争いになるとできていない。今週は自分らしいプレーをしようと思いました」
朝の練習からホールアウトするまでルーティンを一切変えずに、小気味よくプレーするのが山下の良さ。それが白熱の展開となると、同組の選手もより時間をかける。それに引っ張れるように、プレーが慎重になりすぎていた。入念にやることは悪いことではないが、自分のスタイルを失ってしまっては元も子もない。
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