アメリカ戦総括！久保と鎌田の共存成功、共通認識もGOODでドイツ戦に希望

9月23日、国際親善試合の日本対アメリカの一戦がドイツのデュッセルドルフで行われた。

欧州遠征2連戦の1戦目となったこの試合は、2－0で日本代表が勝利した。

前半はプレスがハマりパーフェクトな試合運び

このアメリカ戦では、大方の予想通り「4－2－3－1」のフォーメーションが組まれた。

注目の2列目は、フランクフルトで結果を残している鎌田大地をトップ下、レアル・ソシエダの久保建英を左サイドに配置し、右サイドは伊東純也が務めた。

もう1つの注目ポジションであるワントップには前田大然を起用。

日本は前線と中盤が連動した素晴らしいプレスで試合の主導権を握る。

前半24分、鎌田がペナルティエリアの左サイドで守田からのパスをゴールに流し込み、先制点を奪う。

一度はオフサイドフラッグは上がったものの、VAR判定でゴールが認められた。

前田大然のチェイシングも効果的で、ドイツ戦での大抜擢も可能性を帯びてきたと言えるだろう。

後半は冨安の右SBをテスト、途中出場の三苫、堂安も活躍

後半の日本は、伊藤洋輝と町野修斗が酒井宏樹と前田大然に代わって出場。

伊藤がCBに入り、冨安の右SBをテストした。

アーセナルでも右SBでプレーしていることもあり、冨安は守備では効果的なセンタリングを上げさせることもなく、攻撃でも鋭いスルーパスを出すなど安定したプレーを披露。

途中出場の三苫薫や堂安律も素晴らしいプレーを見せる。

後半43分には三苫が素晴らしい単独ドリブルからダメ押しの追加点を奪い試合を決定づけた。