「最後のパットは打ちたかったですね」 プレーオフで敗れた石川遼は大槻智春に脱帽 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 大槻智春 -19 2 石川遼 -19 3 池田勇太 -18 4 時松隆光 -16 久常涼 -16 6 J・デロスサントス -15 木村太一 -15 8 張棟圭 -14 A・ブランド -14 竹安俊也 -14 順位の続きを見る
惜しくも優勝を逃した石川遼は、大槻智春を讃えた(撮影:米山聡明)
<ANAオープン 最終日◇18日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063ヤード・パー72>
石川遼の3年ぶり18勝目をかけたプレーオフは、劇的な幕切れとなった。首位と6打差から出た石川は8バーディ・1ボギーの「65」と猛チャージ。4日間トータル19アンダーで大槻智春と並び、プレーオフに突入。1ホール目で大槻が2打目を直接入れて勝負が決まった。
2打目を直接入れて優勝を決めた大槻智春はこの表情【大会LIVEフォト】
大槻と一騎打ちになったプレーオフ。「二人ともプレーオフの2打は完璧なショットでした」。ともにティショットはフェアウェイをとらえ、先に打った石川はグリーン奥から戻して手前3メートルにつける。後に打った大槻もグリーン奥から戻したが、ボールはラインに乗ってカップに沈んだ。
「あのクオリティのショットを打たれたらしかたないです。ただただ脱帽です」。グリーンを囲むギャラリースタンドは拍手喝采。石川も帽子を取ってチャンピオンに惜しみない拍手を送った。
悔やまれるのは16番と17番。16番パー3は3パットのボギー。17番パー5は右のラフから林越えを狙ったが「思ったより球が低かった」と木に当たってピンチを招いた。パーで切り抜けられたが、「プレーオフに行かずに勝てるチャンスがあったのでもったいなかった」と悔しさをにじませた。
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