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意識芽生えた稲見萌寧「一回達成できたので」 狙うは76、77年樋口久子以来の連覇 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

連覇を狙う稲見萌寧が笑顔で最終調整(撮影:佐々木啓)

日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 事前情報◇7日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>

稲見萌寧が自身2度目の大会連覇に向けて心境を語った。大会開幕を翌日に控えたプロアマ戦で9ホールを回り会見に臨み、「一回達成できたので、ゼロではなくなった。連覇の前例を作れたので、確率が出てきた」と2週前の「ニトリレディス」での大会連覇が自信になっている。

右目がうずく堀琴音【写真】

昨季9勝と圧倒的な勝利数を誇った稲見だが、ようやくニトリで初の大会連覇達成。これまではディフェンディング大会でも予選通過を目標に戦ってきたが、いまでは自信がみなぎる。「普通の試合でも連覇は難しい。メジャーは勝つだけでも大変。狙ってできるものではないけど、狙えるように」と気合を込めている。

「初日からずっとスコアを出しまくって、ぶっちぎりで勝ちたいというのが願望」と前向きなコメントが口をつく。「毎日アンダーで、60台で回れたら。(バーディを)獲れるだけ獲りにいくしかない」と初日から攻めの姿勢でいくつもりだ。

今回の舞台は京都。「初上陸です」と気持ちも新たに臨む。大会前日も笑顔を見せながらリラックスムード。本大会で連覇となれば、1976、77年の樋口久子以来となる。大記録に向けて、稲見の挑戦がまもなく始まる。(文・高桑均)

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