地元ドイツの邱党がヨルジッチを下して新王者に ポルカノヴァは単複2冠<卓球・ヨーロッパ選手権>
大会報道 地元ドイツの邱党がヨルジッチを下して新王者に ポルカノヴァは単複2冠<卓球・ヨーロッパ選手権>
2022.08.22
文:ラリーズ編集部
<卓球・ヨーロッパ選手権 日程:8月13日~21日 場所:ミュンヘン(ドイツ)>
21日、ヨーロッパ選手権が閉幕し、各種目の優勝者が決定した。
邱党が男子シングルス新王者に
男子シングルスでは、邱党(キュウダン・ドイツ)が優勝を飾った。
現在25歳で世界ランキング13位の邱党は、今大会ティモ・ボル(ドイツ)やマティアス・ファルク(スウェーデン)など、世界トップレベルの選手を撃破して決勝に勝ち上がってきた。決勝では、世界ランキング8位のダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)と対戦し、ゲームカウント4-1で勝利。ヨーロッパ選手権男子シングルスで自身初の優勝を飾った。
写真:クリスティアン・カールソン(スウェーデン)/提供:ETTUまた、3位に輝いたクリスティアン・カールソン(スウェーデン)も、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)やアレクシス・ルブラン(フランス)を撃破するなど、今大会快進撃を続けた。準決勝では無念の途中棄権となったが、同じく男子シングルス3位に輝いたファルクとのペアで男子ダブルス優勝を飾るなど、大会を通して強さを見せつけた。
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## ポルカノヴァが2冠達成
女子シングルスでは、ソフィア・ポルカノヴァ(オーストリア)が優勝を飾った。
写真:ソフィア・ポルカノヴァ(オーストリア)/提供:ETTU準決勝でサビーネ・ウィンター(ドイツ)とのフルゲームの激戦を制したポルカノヴァは、決勝で再び、地元ドイツのニーナ・ミッテルハムと対戦。ヨーロッパトップ16を制した強者相手との対戦となったが、ポルカノヴァが2ゲームを先取して迎えた第3ゲームでミッテルハムがまさかの途中棄権を申告。
最後まで戦うことは叶わなかったが、ポルカノヴァが自身初のヨーロッパ選手権女子シングルス優勝を飾った。また、ポルカノヴァはベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)とのペアで女子ダブルスも制しており、今大会シングルスとダブルスの2冠を達成した。
男子シングルス結果
写真:男子シングルス表彰/提供:ETTU1位:邱党(キュウダン・ドイツ)
2位:ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)
3位:クリスティアン・カールソン(スウェーデン)、マティアス・ファルク(スウェーデン)
写真:女子シングルス表彰/提供:ETTU1位:ソフィア・ポルカノヴァ(オーストリア)
2位:ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)
3位:シャン・シャオナ(ドイツ)、サビーネ・ウィンター(ドイツ)
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