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スミスの波乱、ザラトリスの悲願【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 W・ザラトリス -15 2 S・ストレイカ -15 3 L・グローバー -12 B・ハーマン -12 5 M・フィッツパトリック -11 A・スコット -11 J・ラーム -11 A・パットナム -11 T・マリナクス -11 C・モリカワ -11 順位の続きを見る

波乱の大会でザラトリスは歓喜のおたけびをあげた

波乱の大会でザラトリスは歓喜のおたけびをあげた(撮影:GettyImages)

PGAツアーのプレーオフ・シリーズ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権最終日の優勝争いは、予想外の大波乱から始まった。この日の注目は首位から2打差の通算11アンダーで3位に並んでいたウィル・ザラトリスキャメロン・スミスに集まっていた。

来季はPGA?LIV? キャメロン・スミスのドライバースイングを連続写真で分析

ザラトリスが勝てば、悲願の初優勝となる。一方、「1億ドルの契約金を受け取ってリブゴルフへ移籍する」と噂されるスミスが勝つことは「PGAツアーにとって最悪のシナリオ」と、米メディアは書き立てていた。

今季のスミスは3月にPGAツアーのフラッグシップ大会であるプレーヤーズ選手権を制し、7月には全英オープンでも勝利してメジャー初優勝。今大会を制すれば、スコッティ・シェフラーを追い抜いて世界ランキング1位へ浮上する。その勢いのまま年間王者に輝けば、18ミリオンのビッグボーナスまで手に入れた上でPGAツアーから去っていくのではないか。

そんな注目が集まっていたなか、スミスは最終日のティオフわずか70分前にPGAツアーのルール委員から呼び出され、第3ラウンドのスコアに2罰打を科された。

前日の4番(パー3)でティショットを池に落としたスミスは、ドロップ後の第3打をうまく寄せ、1パットでボギーで収めたはずだった。
しかし、この日の夜、TV中継の再放送を見ていたルール委員は、スミスのドロップ後のボールが、本来あるべきペナルティエリアの外側ではなく、ペナルティエリアを示すライン上にあることに気付いたそうだ。

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